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シチリア富豪の傲慢と偏見

著者リン・グレアム
翻訳水月遙

ジャンル：ハーレクイン小説
長さ：167ページ
3.7 (3件) 3 3

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作品詳細

現実の大富豪はウエイトレスを愛さない。たとえ、彼の子供を宿していても。

失業中のアイラは、故郷のスコットランドの農場に戻っていた。貧しさゆえ、シチリアでの姉の葬儀にも行けずに悲しんでいると、突然、大富豪アリッサンドルが彼女のもとを訪ねてきた。会うのは6年ぶりだけれど、姉の義兄は相変わらず魅力的だ。どんなに無視されても、アイラは彼を目で追うのをやめられず、初めて興味を示された喜びから、純潔を捧げてしまう。だが翌朝、彼女を亡き弟の愛人と思いこむアリッサンドルは、昨夜のすべてを“不覚”と切り捨て、一顧だにせずに立ち去った。報われぬ愛と、小さな命をアイラに授けたとも知らずに……。

■作家はこの物語のアイデアを、オースティンの『高慢と偏見』を再読して思いついたそうです。ヒーローは初対面からヒロインに理不尽な偏見を抱いています。その後、彼女が美しい心の持ち主とわかると手放したくなくなり、贈り物で歓心を買おうとしますが……。

（※ページ数は、680字もしくは画像1枚を1ページとして数えています）

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4
ひょうたん島メガネさん

2021-09-21

※このレビューにネタバレが含まれています。
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以前コミックを読んだ事がありずっと読みたいと思っていました。激しさはコミックの方があったけれどこちらはコミックより深くコミックで描かれていないエピソードとかもあり原作の方が2人の仲が深まっていくところも見れて最後も幸せいっぱいで素敵でした。ヒーローの決めつけや初めにヒロインに会った時の態度は酷かったけどちょっとずつ蟠りもとけて後半はとにかくヒーローが優しく素敵だった。

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0人

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4
ナナママさん

2019-09-05

※このレビューにネタバレが含まれています。
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恐るべき偏見に満ちたヒーロー。最初の出会いからいきなりヒロインに弟と寝たなと言います。でもほぼ2人とも相手に一目惚れでその夜もうベッドイン。でも偏見はそのままなので2人の仲も悲劇に終わります。自分の過ちに気付いたヒーローのその後の努力が素敵。甘やかされたいあなたにオススメです。

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2人

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3
ariaさん

2021-09-16

※このレビューにネタバレが含まれています。
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高倉知子先生の漫画を読んでのお買い上げです。リン・グレアムらしい、恐ろしく偏見と傲慢に満ち満ちたヒーローでした。自分の手落ちでヒロインを妊娠させたというのに、流産後も関係を迫って短期間の恋人扱いするとか、あまりの鬼畜っぷりに後頭部を鈍器で殴られたような衝撃でした。ラストは２度目の妊娠をしたヒロインに愛を乞いますが、色々な意味で許してるわけだから好きで好きでたまらないんだろう。ヒロインにとっては一生に一度の激愛、成就してよかった。

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