ここは限界ハウス【イラストあり】
ブラック企業、借金の保証人…追いつめられた羽瀬は駅で自殺を図るが、柄の悪そうな神薙に助けられ古びたシェアハウスに連れていかれる。そこはコールボーイ・元ヤクザ等、色んな意味でギリギリの人が集まる「限界ハウス」だった。管理人の神薙の案で仕事を辞め住込みの食事係になった羽瀬は、優しい彼に惹かれていく。ある夜、酔った勢いで神薙にキスされるが、翌日何もなかったように「元気になったらここを出た方がいい」と言われ…。三尾じゅん太先生の口絵・挿絵も収録。
(※ページ数は、680字もしくは画像1枚を1ページとして数えています)
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不憫受けのお話が読みたくてコチラをチョイス。面白い部分もありましたが、中盤あたりから受けに都合の良い展開が続いて、少々げんなりしました。攻めが何故?受けを好きになったのかもよく解りませんでした。ミキオ(表紙.赤服)のコトを拒絶していたので、ノンケかと思いきや都合よく受けのコトは好きになるので、男がいけるなら先に保護したミキオでも良かったのでは…と思ってしまいました。ミキオが可哀想。( ノω-、) 個人的にはBLの部分より、前半のブラック企業や、友人に騙されての借金問題で、心が疲弊して自殺まで追い込まれる部分のほうが面白く読めました。BLによくある受けに都合の良い展開でも、気にしないで読める方は楽しめると思います。 八須賀(表紙.紫シャツ)×眠多さん(表紙.1番奥)でスピンオフが書けそうですね。