銀晶水

タイトルの銀晶水について。華やかで繊細な絵柄による悪魔的、背徳な設定の物語に惹き込まれます。ジュブナイル化されていない童話の、本来のままの物語の血生臭ささもありながら、純粋でもあるというバランスさよ！

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個人的には、この時期の木原さんの画が一番好きかな。年を経て目が人形みたいになって顎がしゃくれて口も男女ともにおちょぼ口になり過ぎてしまってデッサンが崩れて行きます。近作はまた少し戻って来ますが。美青年たちが研ぎ澄まされた刃の様な性格なのに比べてヒロインの少女たちはたくましいのが木原さんの物語の特徴ですが本作のラウリーヌも一途でたくましいです。

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昔単行本コミックで読んだ。話の内容がいまいち理解できないけれど世界観と絵は素敵です

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懐かしいです。耽美からギャクまで詰め込まれた一冊なんですね。大変楽しく読ませていただきしました。少しずつ同じ作家さんの作品を、主に昔読んだものを集めようかなと思います。

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表題作の『銀晶水』含め短編4話が1冊になっています。最後の『夜想曲』は古典の「和泉式部日記」を題材にしたものと知り、それが読みたくて購入したのですが、あまり関係ありませんでした。コメディでした。『黄昏のシンデレラ』『花かんむりの牢屋城』はそれぞれ別の短編集にも収められている作品ですので、すでに持っているかもしれない方は注意してくださいね。確か『夜想曲』も「ダイヤモンド・ゴジラーン」に入っているような。。4話ともテイストがばらばらなので、違う雰囲気が楽しめると思います。私は木原敏江先生の大ファンなので何でも読みたい！という気持ちがありますが、初めて木原作品を読まれるのでしたら、他にもっともっとお勧めしたい作品がありますよ〜、というのが正直な感想です。

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