魔街の坂

その鎧は、帰ってきた。帰るべき故郷へ。村人たちがみな化け物に変身してしまった村へ。鎧を着た男の名は、イェーガー。鎧を着るために産み落とされ、戦士として生きる宿命を帯びた者……。村は化け物によって壊滅させられたハズだった。あとは残った化け物をゆっくり屠れば良かった。だが、村には子供が生き残っていた。その数、5名――。
【作者について】「坂という地形に興味があるんですよ。高い土地と低い土地をつなぐ、坂にまつわるドラマを描いてみたい」と語る作者・中村哲也が描き上げたのは、高地から水地までが坂でつながれた架空の村で行われる激しい死闘の物語！

（※各巻のページ数は、表紙と奥付を含め片面で数えています）

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• 2

  qtさん

  2019-11-18
  ※このレビューにネタバレが含まれています。

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  2巻で完結。幼い孤児を連れた娘さんが、化け物だらけになった街の教会で立てこもっていたところ、化け物を倒すためにやってきた青年に助けられ、、、というストーリーです。絵は好みだったんですが、コマ割りが淡白で絵の見せ場が少ないのが残念でした。ストーリーも、淡々とした感じ。引っかかりを感じるところもありますが、最後には設定の回収もある程度してくれるので、全く訳分からない状態では終わりません。昔の映画みたいな断定形な文章が気になりますが、そこがいいと感じる人もいるでしょう。私としては正規の値段で買うものではありませんでした。

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