サーカスの娘オルガ

旅のサーカス一座に引き取られた少女・オルガ。綱渡りの芸をしながら、各地を転々とする彼女はある日、大富豪の息子に恋をする――。ふたりが会えるのは、1年に1度、短い夏の間だけ……。『マシュマロ通信』『ないしょの話』の山本ルンルンの新境地。19世紀ロシアを舞台に描く、歴史恋愛ロマン！

（※各巻のページ数は、表紙と奥付を含め片面で数えています）

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2019-01-28

5

tibiさん

Renta!で購入済み

※このレビューにネタバレが含まれています。

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2巻まで読みました。同じ作者の「オリオン街」が素敵でついこちらにも手を伸ばしましたが、こちらは貧しい家庭から幼くしてサーカスに売られた少女が主人公。少女が見るサーカスの猥雑さや家族から離れる寂しさ心細さ、スポンサーの息子として現れた裕福な少年への反発と慕情。オリオン街とは正反対の世界が描かれていますが、そのなかで「自分の演技によって、人々の卑しむ視線を一転、スターを崇めるファンの視線に変えることが...全部読む

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