紅い実はじけた

小さな実がはじけるような、微かな一瞬。しかしそれは彼や彼女を大きく変えていく。大胆な筆致で、7組の男女に訪れるその“瞬間”を描き出す、高橋那津子の初コミックス！

【収録作品】
第一話　蓮先生の書斎（小説家の叔父と高校生の姪）／第二話　カウンターパンチ（負け犬ボクサーと元・恋人）／第三話　ねこたこた（書道教室に通う小学生男子と女子高生）／第四話　POLTER POSTER（彼女持ちの男とポスターの美女）／第五話　愛の逃飛行（自殺志願者と祝福プレゼンター）／第六話　金木犀の記憶（かくれんぼ中の小学生が出会った女子高生）／第七話　初恋（送辞をする中学2年生女子と憧れの先輩）

（※各巻のページ数は、表紙と奥付を含め片面で数えています）

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• 4

  ぽてさん

  2019-04-28
  ※このレビューにネタバレが含まれています。

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  1、2巻共に実が膨らんだ様な作品やはじけるような作品がありました。ただただ恋愛とかではなく色んな視点からの人の感じる実のなり方をストーリーにしているというかその辺が面白かったです。膨らんだ作品は続きがどうなるんだろうと想像によって補う形にはなりますが、そこで終わるからこそ逆に良かったりします。はじける作品はちゃんと結末まで描かれているのでその点安心して読めるので良かったです。因みにここからネタバレ的要素で、全ての作品では無いですがその後として1、2ページずつ2巻の最後に載っています。その後がまた良いので是非読んで欲しいです！

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  3人

  

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