【全2巻】完結
羊と鋼の森
映画化決定のあの名作を初コミカライズ!
2016年本屋大賞1位を受賞、2018年6月には山崎賢人さん主演で映画公開の超名作「羊と鋼の森」を初コミカライズ!
北海道の高校生、外村はひょんなことからピアノ調律師の板鳥と出会い、自らも調律師を志すように。専門学校を卒業し、板鳥のいる楽器屋で念願の調律師として働き始める。指導係、柳に助けられながら経験を積む外村だが、とある才能溢れる双子との出会いが彼を変える・・・迷い、悩みながらも未来へと進む青年の成長を繊細に描く、温かくも美しい物語。
(※各巻のページ数は、表紙と奥付を含め片面で数えています)
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全2巻
羊と鋼の森 上巻
配信日:2018/03/09
羊と鋼の森 下巻
配信日:2018/06/01
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エディターのおすすめ
ピアノ調律という一見地味な職業をテーマに、ここまで静謐で奥深い物語が描けるのかと驚きました。
音のない世界で「音」を感じさせる描写には、マンガであることを忘れそうになるほどの感覚的な美しさを感じます。
主人公・外村の不器用な成長、人と比べて焦ったり、少しずつ「自分の居場所」を見つけていく過程…派手な成功譚よりも、こういう丁寧な成長物語のほうがしっくり来るような気がするのは、自分が年齢を重ねたせいもあるのかもしれません。
特に心に残ったのは、原作小説の冒頭にもある「森の匂いがした」という印象的な一文。
羊=フェルト、鋼=弦。タイトルの意味がわかるほどに、静かで、それでいて確かな熱を帯びた世界が立ち上がってきます。
本作は派手さこそ無いものの、静かな音楽のように、じんわりと心に染み込んでくる名作です。原作ファンの方はもちろん、映画から入った方も是非お手に取ってみて下さい。
(編集:山科|作成日:2025/05/14)

とっても読みやすくておもしろいお話で、もっともっと調律のことを知りたいと思いました。オススメします。