地獄耳4 お耳狩り
尾張藩の大目付が殺され、老中から密命を受ける地獄耳だったが……。葵の御紋を巡る黒い渦を、面々は両断できるか!?【全161ページ】
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地獄耳
飛脚屋の居候は仮の姿、奥祐筆組頭烏丸菊次郎、地獄耳で「悪」を討つ!
二百年前の「淀殿の密書」が大名家藩邸から消えた。
御家断絶必定の密書を巡る、謎の仕掛人の真の目的は? 地獄耳たちが悪党らを暴く。
飛脚屋に居候し、十返舎一九の弟子を名乗る男、実は奥祐筆組頭・烏丸菊次郎の世を忍ぶ仮の姿だった。菊次郎は同役の建部内蔵助とともに、飛脚屋の手下らと闇の悪を暴くために立ち上がったのだ。内蔵助のもとに、陸奥中村藩の留守居役から、戦国の「淀殿の密書」が盗まれて、表沙汰になると御家断絶は必定との相談が持ち込まれ……。菊次郎と“地獄耳”の仲間たちが悪を討つ。
(※ページ数は、680字もしくは画像1枚を1ページとして数えています)
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