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復讐とは気づかずに【ハーレクイン・セレクト版】

著者ジャクリーン・バード
翻訳ささらえ真海

ジャンル：ハーレクイン小説
長さ：164ページ
4.0 (3件) 3 3

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作品詳細

シャーロットは、画家だった父の遺作展覧会で、若きイタリア人実業家のジェイク・ダマートと出会った。遺作となった裸婦画のモデルは、父の若い愛人で、ジェイクの妹だったのだが、シャーロットが知るはずもない。自分がジェイクにとって、憎き男の娘であることなど露知らず、シャーロットはその謎めいた魅力に強く惹かれていった。誘われるままバカンスに同行し、ジェイクに身も心も捧げたが、休暇が終わると、彼からの連絡はぱたりと途絶えた。わたしは弄ばれたんだわ――シャーロットは打ちのめされた。体の中に息吹いたばかりの小さな命が、愛の証ではなかったことに。

■HQロマンスで不動の人気を誇るJ・バードが描く、手練れのラテンヒーローと無垢なヒロインのロマンスです。非情なヒーローはヒロインを翻弄しますが、同時に彼女のピュアな愛に心溶かされていくのです。愛憎の螺旋の終着地を見届けてください。

＊本書は、ハーレクイン・ロマンスから既に配信されている作品のハーレクイン・セレクト版となります。ご購入の際は十分ご注意ください。

（※ページ数は、680字もしくは画像1枚を1ページとして数えています）

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5
仏蘭西栗さん

2017-10-28

※このレビューにネタバレが含まれています。
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これは久々に出会ったヒット作！ヒロインとヒーローの心のすれ違いやもつれ方が私のドストライクでした（笑）ヒロインとヒーロー以外の人の描写が薄い感じでしたが、ヒロインへの誤解と不信から始まり、ハッピーエンドになるまでの心の描写が切ない！屈強な男性が女性にメロメロになるのは格別に爽快な気分です。これは買いの一冊です。

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4
abbey28さん

2019-01-26

※このレビューにネタバレが含まれています。
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ヒロインの父とヒーローの妹の関係でヒロインの事を最悪に誤解して出会ってしまいますが、ヒーローとヒロイン共に求め合い、ヒーローは過去の女性達の事で愛を信じません。仕事中毒でとても傲慢なヒーローですが、心ではヒロインにメロメロです。

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3
amomさん

2019-04-01

※このレビューにネタバレが含まれています。
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惜しい。画家だった亡父の個展から始まったり、美しいヒロインが男性にまじって山岳救助をする活動派だったり、設定に面白さがあります。けれども、行き違いを最後になるまで補正しないのは、リアリティがありません。あれだけ行き違っても仲直りできる人達なら、もっと手前で話し合えるはずですが、この2人は（特にヒーローですがヒロインも）強情になって優しく話せばいい所で爆発したり、冷たい態度をとったり離れていくばかりです。相手を理解して柔軟にお互いを合わせていかないと、事業だって上手くいかないでしょうに…。必然がない中でのすれ違いでは面白くありません。この作者の定番パターンである、"ヒーローが誤った認識から復讐しようとして、ヒロインの愛を失いそうになる"に安易に当てはめているように見えます。のどかで甘い南の島の休日が書かれたエピローグの雰囲気は好きです。

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