叛獄の王子(3) 王たちの蹶起
「生きていた。王の御子が生きておられた。デイミアノス」正体が明らかになった今、デイメンはローレントに自分こそ兄の敵であるという真実を告げなければならない。だが約束の場所、シャルシーにローレントは現れなかった。その頃ローレントはグイオンの手に落ち、地下牢に囚われていたのだ。そして目の前には彼を憎むゴヴァートの姿が――。ヴェーレとアキエロスの戦力をたばね、王子たちは執政の企みから母国を守ることができるのか。そしてふたりの信頼と友情の行方は――!? 叛獄の王子三部作、ついに完結!【全310ページ】
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配信日:2019/03/21
配信日:2019/03/21
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【全3巻】完結
叛獄の王子
享楽の園、ヴェーレの宮廷で日々繰り広げられる饗宴。隣国アキエロスの世継ぎの王子デイメンは、腹違いの兄に陥れられ、ヴェーレの王子ローレントの前に奴隷として差し出された。手枷と首枷をはめられ、氷の心をもったローレントから屈辱的な扱いを受けるデイメン。しかし彼は心の自由を失ってはいなかった。
そんなある日、己のうかつさから鞭打ちという罰を与えられ、ローレントにさらなる憎悪を抱くデイメン。しかし自国の民を救うため、彼はローレントの前に跪くのだった――。
宮廷内で蠢く陰謀と愛憎。ふたりの王子の戦いが、幕を開ける。
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尚、イラストは紙書籍と電子版で異なる場合がございます。ご了承ください。
(※ページ数は、680字もしくは画像1枚を1ページとして数えています)
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話読み
全3巻
叛獄の王子(1)
享楽の園、ヴェーレの宮廷で日々繰り広げられる饗宴。隣国アキエロスの世継ぎの王子デイメンは、腹違いの兄に陥れられ、ヴェーレの王子ローレントの前に奴隷として差し出された。手枷と首枷をはめられ、氷の心をもったローレントから屈辱的な扱いを受けるデイメン。しかし彼は心の自由を失ってはいなかった。そんなある日、己のうかつさから鞭打ちという罰を与えられ、ローレントにさらなる憎悪を抱くデイメン。しかし自国の民を救うため、彼はローレントの前に跪くのだった――。宮廷内で蠢く陰謀と愛憎。ふたりの王子の戦いが、幕を開ける。【全273ページ】
273
配信日:2016/06/16
配信日:2016/06/16
叛獄の王子(2) 高貴なる賭け
それはありえない光景であった。近衛隊の隊長との決闘。王子の命運はもはや尽きたかに思われた…。国境警備へと、執政の命を受けて向かうローレントの部隊は統率を欠いた三流の兵の寄せ集めだった。だがその部隊を、ローレントはデイメンとともに徹底的に鍛え上げる。幾重にも襲いくる執政の罠、そして裏切り者の影。もはや絶望的とも見える状況の中、生きのびるために力を合わせる二人の間にいつしか信頼が芽生えていく――。美しく誇り高き王子たちの物語、第二弾。【全343ページ】
343
配信日:2018/05/17
配信日:2018/05/17
叛獄の王子(3) 王たちの蹶起
「生きていた。王の御子が生きておられた。デイミアノス」正体が明らかになった今、デイメンはローレントに自分こそ兄の敵であるという真実を告げなければならない。だが約束の場所、シャルシーにローレントは現れなかった。その頃ローレントはグイオンの手に落ち、地下牢に囚われていたのだ。そして目の前には彼を憎むゴヴァートの姿が――。ヴェーレとアキエロスの戦力をたばね、王子たちは執政の企みから母国を守ることができるのか。そしてふたりの信頼と友情の行方は――!? 叛獄の王子三部作、ついに完結!【全310ページ】
310
配信日:2019/03/21
配信日:2019/03/21
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一巻、読み始めはカタカナの名称が覚えられないし、翻訳ならでは(?)の読みにくさから読み進めるのが苦痛とさえ感じてしまって中断を繰り返しては、せっかく買ったしな...と正直勿体ないという気持ちで頑張っていました。前後の文脈や理解力の乏しさから、作中の「彼」が誰を指すのか分かりづらかったりしましたが読み進めていくともう先が気になって仕方ない!という気持ちになりました。戦のドンパチもあるんだけど、ものすごく頭を使う骨太なストーリーでした。裏切りや策略、キャラクターの背景、色んなものが絡み合って目が離せない。誰が裏切って、裏切ってなかったとかそれぞれにスポットを当てたらもの凄いことになりそう。ローレントの孤独な戦いに読みながら悲しくなったりとデイメンの青さとか鈍さにイラっとしたり、序盤からのキャラクターの変化が新鮮で、ようやく身体を重ねられた時もエロさより切なさに、胸に迫るものがありました。ほんとに面白かった。番外編も買います!