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近すぎて見えなくて

著者エリザベス・ベヴァリー
翻訳高木晶子

ジャンル：ハーレクイン小説
長さ：161ページ
4.0 (1件) 1 1

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作品詳細

転職先の新人研修を受けるため、ケンダルはタホへと車を走らせていた。五年間勤務したバートン社を辞めたのは、つい二週間前のこと。よりキャリアに繋がる仕事がしたいと思い、ボスであるマシアス・バートンに辞職を願いでたのだ。彼なら私の気持ちを理解してくれるはず――そんな期待も虚しく、ケンダルは裏切り者と罵られ、十分ほどで社を追い出されてしまった。あのときのマシアスの冷淡な顔を思いだすたび、胸が痛む。でも、元ボスのことは忘れ、新しい生活に集中しなくては。ケンダルはそう自分に言い聞かせた。まさかマシアスが追いかけてきているとは、夢にも思わずに。
★〈男たちの約束〉第五話です。亡き友人のロッジでそれぞれ一カ月暮らすことになった六人。2008年8月はついに最終話、最後の滞在者となったジャックの物語をお届けします。筆をとるのは人気作家スーザン・マレリーです。どうぞお見逃しなく！★

（※ページ数は、680字もしくは画像1枚を1ページとして数えています）

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4
良由さん

2019-02-15

※このレビューにネタバレが含まれています。
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シリーズ作品ですが、他の作品は全然読まずに楽しめました。色々な作家さんの合作シリーズなので、他は別にいいかな。こういうのは作家さんですごくテイスト違ったりして合う合わない出るんですよね。こちらの作品はよくあるボスとアシスタントの設定です。ボスの本業以外、雑務も全然できない、生活力ない感じヤバイです（笑）この人、使用人いないと日常生活も困るのでは？成功するまでどんな生活してたんだろう。これでよくアシスタント手放すよな…そこは拝んでも止めるところ。困りきるところが見もので、酷い暴言で解雇されたヒロインの気持ちになって、すごくいい気味です（笑）ヒロインが有能かどうかは置いといて(雑用ばかりやらされて雑務処理能力高そうだけど)やりたいことを諦めない姿勢カッコいいです。そこは恋愛と別物！愛を手に入れられるからって妥協できない。ちょっと恋愛脳気味なハーレクインには珍しいかも？やりたい仕事ができないなら恋を捨てる！くらいの勢いで好感もてました。賛否あるかもですが…。しっかりしたヒロインと成功者なのに生活力なくてちょっと情けないヒーローの楽しいロマンスでした。

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