滝沢昇は、転校先の「鳥羽砂高校」に一歩足を踏み入れるなり、地雷で吹っ飛ばされる。目の前には『週番の金沢』と名乗る男が現れ、遅刻したからだといちゃもんをつけてくるが…！？　『嵐を呼ぶ男』の異名をもつ滝沢昇。彼のゆくところ、果てしなき戦いあり！　宿敵・伊吹三郎を相手に戦いの幕が開く！【全182ページ】

1年11組の運命をかけた球技大会。滝沢と伊吹の死闘は続き、ついに二日目の夕方に突入する。そしていま、最後の力をふりしぼり、滝沢のスパイクがうなる。炎の転校生、まさに炎上！！　そして、死闘が終わり、滝沢は次の転校先「熊ケ尾学園」へ。【全184ページ】

今までのどの学園よりも手強く、爆発的破壊力をもつ「弱肉学園高校」。しかし、恋人・高村ゆかりをかけて行われたボクシングも新必殺技「国電パンチ」で見事KO勝ち。ところが、予期せぬところからまたもや敵が出現する。炎の戦士にはひと時の休息もないのか！？【全192ページ】

強力無比な「弱肉学園」を舞台に、常に争いの渦中に身をおく滝沢。燃え上がる正義感で、今日も悪を打ち砕く。しかし、策士・行方（なめかた）を滝沢キックで倒したまではよかったが、なぜか恋人であるゆかりと戦うことになってしまい！？【全188ページ】

何でも戦いで決めてしまう「弱肉学園」の方針に、滝沢の怒りが大爆発！　四人の戦士を引き連れて、校長一派に勝負を挑む。滝沢派優勢で迎えた第四戦、滝沢は校長派の新任教師・技北（わざきた）に、父とは知らず敢然と立ち向かっていくが！？【全188ページ】

校長一派と戦闘を続ける正義の戦士五人。第四戦で滝沢が敗れはしたものの、決着は最終戦へ。ところが、戦いは滝沢派に寝返った技北と、悪の源である校長の一騎打ち。そして技北は、ついにその正体を息子にあかし『大陸学園の突進』を阻止しようと昇を「灯（ともしび）学園」に派遣する。【全192ページ】

史上最大の危機である『大陸学園の突進』に真っ向からぶつかり、内部に侵入した滝沢。完璧な防衛システムもすごいパワーで切り抜け、ついに大陸学園のコントロールパネルを破壊し、消滅させる。そして滝沢は、メンバーが足りなくなった秘密教育委員会の依頼を受けることになり！？【全186ページ】

滝沢は新秘密教育委員として行動を開始する。手始めに、四国の陰謀を新必殺技「両方滝沢キック」で粉砕する。しかし、次なる裏の刺客・戦闘フォーに、ボウリングで壊滅的打撃を浴びてしまい、意気消沈してしまう。ところが、恋人・ゆかりのおかげで…！？【全188ページ】

裏の刺客・戦闘フォーに苦戦の末撃破した滝沢は、「弱肉学園」のスーパーヒーローとして人気者となる！　そんな滝沢だったが、またしても裏からの強力な刺客・ブラック滝沢が出現！　しかし、おそるべき人間の心理を操る「思いがけない一面作戦」で滝沢を破滅へと導く。【全190ページ】

転校をかけた「二人滝沢五番勝負」の第一戦は、ブラックの奇策が功を奏し、滝沢は惨敗してしまう。そして続く第二戦、種目はサッカー。一夜漬けのフェイントで終始優位に立つブラックだったが、終了間際、滝沢得意の必殺技「三日月パワーシュート」がゴールに炸裂する！【全192ページ】

秘密教育委員会存続のため、父の敵を討つため、滝沢は単身北海道に上陸する。そして、札幌駅上にそびえる「私立なうまん高校」に向かう。だが、そこにはスペシャル強度の打撃ショックを受けたタミーと自ら「炎の転校生二号」を名乗る荒島の息子が侵入していた。【全192ページ】

裏の教育委員会が外国にまで勢力伸ばしていることが判明し、滝沢たちは裏の教育委員会壊滅のため、アメリカに飛ぶ。この戦いが終われば、滝沢は「転校」という宿命から逃れることができるのか！？　そして、二年後の卒業式の日が来た…。「嵐を呼ぶ男」の転校人生、堂々完結！！【全216ページ】