子爵に恋した壁の花
子爵は乙女に近づいた――非情な企みを胸に秘めて。
両親亡きあと堕落した弟の世話に明け暮れてきたデボラは、ある日ヴィクターと名乗る謎めいた紳士に声をかけられた。「一曲踊っていただけませんか? 僕の傷が怖くなければ」頬の傷さえ魅惑的な彼にダンスを申し込まれ、おずおずと応じたデボラはなじみのない高揚感を味わった。一曲だけ――ただ、それだけ。私に恋などできるはずはないのだから。ああ、でも、彼に触れられるだけでこんなに胸が高鳴るなんて……。心と体に残る傷をつかのま忘れて人並みの幸せを夢見た瞬間、デボラは残酷な運命に絡め取られた。彼が子爵だとはつゆ知らず、無垢な瞳をきらめかせたまま。
■知らぬ間に罠に落ちたデボラと、純真な彼女に惹かれながらも欺き続けざるを得ないヴィクター。偽りと真実のはざまでなす術もなく、熱く惹かれ合うふたりの運命は……。リージェンシーの名手と名高いサラ・マロリーの、繊細かつドラマチックなラブストーリーです。
(※ページ数は、680字もしくは画像1枚を1ページとして数えています)
レビューPICK UP
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神楽さん
4
2020-08-18
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お話しとしては面白いとも思いますが、一度読めば良いかな、という感じのお話しです。ヒーローの復讐有りきで、ヒロイン弟を傷付ける為の道具という、後半にはヒーローも目が覚めてヒロインをどれだけ傷付けたかで罪悪感しきりではあるのですが、愛する妹を穢され妊娠させられた挙句に自殺に追いやり、そんな妹に気が付いた弟の命を奪ったという怒りと虚しさと、自分の不在中の出来事という罪悪感で復讐の鬼と化し、前後の見境を失くし止める存在を蹴散らす勢いでヒロインに近づいてゆくヒーロー。ヒロインも弟の不安定感に右往左往している最中にヒーローと出会い…、という感じで、何が真実なのか?HQだしなぁと思いつつ読破しましたが、最初に読んでからだいぶ月日は過ぎましたが、ヒロインが可哀想になるので、いつもなんページか読むだけで、読む気が無くなるという珍しいヴァージョンのお話しでもあります。結果は、そんな伏線も想像出来る方にはつまらないお話しかとも思いますが、思い込みが激しく、傲慢さと優しさを併せ持つヒーローのお好きな方には良いのかな?ヒロインがこれでもかと思うくらいに弟を庇い、ヒーローへの想いや弟の体調や不利な状況や恐怖感、自分自身への複雑な心境に打ちのめされてゆく姿が可哀想だった記憶があります。とは言え、全ては状況証拠から来るものなので、やっぱり結果オーライ的なお話しです。ヒロインが可哀想な反面、アヘン中毒になっていた弟を庇い過ぎている感じもあるので、気持ちも分かるけれど、投獄されても仕方ないんだと亡き親に義理建てするよりも、そのことでアヘン中毒を絶たせる方が良いくらいに思えた私にはあまりヒロインが理解し難く中途半端に同情してしまうので、また読みたいとはなかなか思えないです…(p_-)