殺人鬼は眠らない
女を殺して山に埋める。そうしないと眠れない。男は殺人鬼だった。どうして、こんなことをしているのか。殺したあと、男はいつも虚しさを感じる。だが、それは生きていくために必要なことだった。だから男は今日も、女を殺して山に埋める……。
山中から発見された女性の死体。それは、ほとんど白骨化した上に、歯がすべて抜き取られていた。被害者は身元不明、証拠も一切残っていない。まだ捜査一課に配属されて間もない石崎は、先輩刑事の白石とその事件の捜査にあたっていた。当初、白石はプロの犯行を疑っていたが、ほどなくして同じような状態の第二、第三の死体が発見される。連続殺人犯の可能性ありとして石崎と白石は捜査を続けるも、依然として犯人への手がかりは掴めない。
──いや、石崎には『その殺人鬼』に心当たりがあるのだが。
息をもつかせぬクライマックスを経て、物語は予想外の結末へ。衝撃のラスト1000文字が、あなたを恐怖の淵に突き落とす……。
(※ページ数は、680字もしくは画像1枚を1ページとして数えています)
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