よみがえる情熱

ヒーローの亡き父とヒロインの母が浮気をしていたんだけどヒロイン母がヒーロー父をどうしょうもないくらいに愛しているのは理解したけれど親友の夫と不倫して何食わぬ顔でずっとその家族と交流を持ち親友とは今も仲良くしている無神経さ、そして悪い事をして娘に罪を平気で被せる身勝手さ、最後までヒーローへ本当の事は言わず皆への謝罪もなしってどうなのかな？この先も知らん顔して仲良く出来るの？？って思っちゃった。ヒーロー父もヒーロー以上に素敵だったと言ってたけど、おい！嫁の親友と不倫できる男がかい？って思ってしまったし何も知らないヒーロー母が気の毒でした。恋敵のテスはいきなり出て来なくなるし 、その辺のモヤモヤを除けばじれったいけれど嫌いじゃない話でした。お馴染みのヒロインを嘲り傷つけるヒーローが最後はメロメロになって大切にしてくれるお話です。ヒロインは鈍感すぎで読み手が疲れてしまう感じですね。

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母親同士が親友で、家族ぐるみの付き合いのあった二家族の、共に父親を亡くした後に劇的に経済的に社会的にも立場の変わった中で、幼い恋を抱きしめていたヒロインと、亡き父の〈裏切り〉に気付き、裏切られたショックと苦しみと怒りを直後に亡くなった父親へぶつける様に仕事に励み会社と牧場の両方に栄華をもたらしたヒーローの、ヒロインに惹かれる気持ちと嫉妬、秘密と怒りの物語です;^_^A 主役二人の言葉足らずの部分はありますが、言葉足らずの男性が亡父やら夫を含め仕事先でも多かった私としては、さもありなん的な感じでしたけど、HQでは肝心な事を言わない癖にホノメカシもしないのは珍しい方かもしれないと思いました;^_^A それと、ヒロイン母に対して、許すことは出来ないけれど一応は理解は出来る的な感じを突き付けてもう一泣きさせて謝らせたかったかも…(ｰｰ;) それにしても、勘違いさせる様な言動しておいて、ヒロインを男にダラシない女だと怒り、嫉妬しまくって、挙句に自分の色仕掛けに反応するヒロインに尻軽かのような物言いに呆れてしまいますが、父親のことを忘れて、それでも求めずにはいられない部分をもう少し描いて、父親亡き後に苦労した割りには幼いヒロインのグダグダが、もう少し大人の女性の対応やらユーモアで切り抜けていたりが出来れば、もう少し読んでいて楽しかったかも…;^_^A 内容としては良く描いているし、多分20年以上昔のお話だと思うので、その分も時代背景として古き貞節感が、特に男性には残っていると思って読むと(ダイアナ作品にはよくあるので)あながち悪くないお話に思えました(*^o^*) とは言え、ヒーローの祖父母のお話を読んだ直後にこのお話を読み直したせいか、ちょっとお祖父ちゃん似の石頭のヒーローに笑ってしまいましたo(^_-)O

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文化の違いもあるのかも知れませんが、特にセクシーな場面が何だかやたら長くて、ヒーローも普段はヒロインに辛く当たっているのに変に饒舌になるので、口をひねってやりたいというのが正直な感想でした。甘い言葉が必要なのはわかりますが、一言、俺が悪かったと言ってくれた方が、精神衛生上よかったな。ストーリーは、心に残るものがありました。ヒーローの内心や親の世代であったはずのことなど、描かれないことでかえって存在感が強くなるようでした。

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お互いにプライドが高く素直になれない2人喧嘩をしては傷ついてヒロインはヒーローから逃げてばかりで、誤解も多いですが、最後はハッピーで良かったです。

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これはどうなんだろう？ヒーロー　ヒロイン　そしてヒロイン母　みんなが自分勝手で言葉足らずでイライラする。嫉妬心からだとしても、バージンに拘りすぎる！ヒーローの心の葛藤はのちに判明。辛かったのは解る。だがヒーローにはテスという相手が居たはずなのに途中から名前も出なくなった。母親はヒーローとテスが結婚すると言ってたが？どこへ行った？

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