嘘つきなドルチェ

著者雪代鞠絵
画金ひかる

ジャンル：ボーイズラブ小説
長さ：237ページ
3.7 (5件) 5 5

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作品詳細

イケメンで仕事もできるのに、なぜか毎回彼女に振られる吉木康平。しかし、失恋したばかりのくせに、合コンで出会った女性のために手料理を披露することになってしまい、10年来の友人で料理人の藤倉佐紀に特訓を頼み込む。浮かれる康平は、怒りつつも引き受けてくれた佐紀の本当の気持ちにはまだ気づいていなくて……。

【おことわり】電子書籍版には、紙版に収録されている口絵・挿絵は収録されていません。イラストは表紙のみの収録となります。ご了承ください。

（※ページ数は、680字もしくは画像1枚を1ページとして数えています）

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5
カイ－リオさん

2017-07-02

※このレビューにネタバレが含まれています。
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絵の柔らかい雰囲気に読み始めたら甘酸っぱいだけでなく、ゲイや男同士のセックスの難しさや受けの気持ち、仕事に対する考え等色々。へーと思いながら読みました。受けの自身への低すぎる評価が焦れったいし泣きたくなりました。話の前半の攻めの情けないのが打って変わり後半の男らしさがぐっときました。

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4
めぽさん

2018-03-01

※このレビューにネタバレが含まれています。
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読み終わって、何か物足りないなぁと思っていたんですが、圧倒的に甘さが足りない(笑)！長年の片思いから紆余曲折あってハピエンになるはずのお話なのですが、攻めは元ノンケ（もしかしたらバイなのかな）なので、ようやく両想いになれたけれど、いつか気持ちが離れていってしまうのが怖くて、本当の自分を曝け出さないんです。すれ違ってばっかりでそこがモヤモヤしたと言うか、もっと甘々にして欲しかったです。そんな訳で－1評価ですが、気になって読み返してしまう作品です。

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2
あやめさん

2015-07-14

※このレビューにネタバレが含まれています。
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恋人同士になるまでの1話目は攻視点のお話で、攻は10年も受の想いにも自分の本心にも気付かなかった割には想いを自覚してからくっつくまでの展開がちょっと強引な気がしたものの、他は概ねちょっとしたふれ合いにドキドキがあったりして良かったです。しかし、受視点の2話目がダメでした。何がダメかというと、2話目早々に当て馬的な男が強引に「攻のことをゲイだとバラされたくなければ付き合え」と受を口説いてくるのですが、受は攻に対する負い目から、この当て馬に流されていくうちにまんざらでも無さげな雰囲気がしてきて（一線は越えてませんが）嫌でした。攻がかわいそう。

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