陰陽師皇子は白狐の爪で花嫁を攫う
物の怪騒ぎが続く都。民部省少輔の崇人は、桜見の宴で八の宮秋永から声をかけられる。秋永は皇子という高貴な身分でありながら陰陽師をしている変わり者。「おまえは私のものだ」――どうやら崇人は秋永の霊力を上げる宿命の星の生まれらしい。半ば強引に召された崇人は、狐の耳としっぽを持つ不思議な童、小雁とともに秋永の邸で暮らすことに。そんなある日、秋永の留守を狙って異母兄、四の宮が現れ……。艶冶なる平安絵巻♪
※こちらの作品にはイラストが収録されています。
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(※ページ数は、680字もしくは画像1枚を1ページとして数えています)
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