情熱の行方
亡くなった兄の会社を継いだ藤崎。しかし経営は思わしくなく、まわりからの重圧にも苦しんでいた。そんな藤崎が秘かに心の支えにしているのは、開発室長の宮本だ。大学時代から友人であったが、藤崎は自らの想いを隠し通すため、今は少し距離を置いている。しかし銀行の融資担当・日野が、藤崎に興味を抱き近づいてきた。執拗な日野の誘いに心がゆらぐ藤崎。一方、宮本にはヘッドハンティングの話が持ち上がり……。
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黒柳さん
5
2014-06-17
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月夜の珈琲館、十数年振りに読みました。一時期嵌って本屋で買い漁っていたのですが、私の中で殿堂入りして落ち着いていました。数日前にふと思い出して検索したら、この一冊だけヒット。相変わらず硬質なイメージの作風で、受けにも女性的な所はなく、大人の男同士の恋愛です。内容は二部に分かれていて、一部の「情熱の行方」は経営難の会社が舞台。社長の藤崎と開発研究本部長の宮本を主軸にして、銀行の融資担当者の日野や財務経理室室長の村田、業界最大手の研究員森岡などの思惑が交錯して行きます。村田の小物感は半端ないのにしっかりと掻き回してくれて、日野の底知れない不気味さとは違った意味で悩ませてくれます。二部は「邂逅」、始まりの舞台は上海。主役は日野です。一部では汚い手を使っても藤崎を手に入れようとした日野が何故そこまで執着するのか、謎が解けます。二部を読み終えると、一部は単なる布石だったのではないかと思わせます。登場人物の苦悩を他所に淡々と進むせいか、余計に行間を読ませる作品だと思います。月夜の珈琲館、オススメです!