胸騒ぎのシャトー
もうすぐ19歳になるルアンは継父の家で厄介者扱いされ、芝居を観ることだけが生きがいの孤独な日々を送っている。ある夜、意地悪な継姉の誕生日パーティで出会ったのは、厳しい顔立ちをした黒髪の紳士、エデュアード・タルガース。海運の仕事で成功して城のような屋敷を手に入れ、そこでともに暮らす女性を探しているところだという。愛をお金で手に入れようとする男性の顔など、もう二度と見たくないわ! そんな思いとは裏腹に、ほどなくルアンは、傷心の果てに行き着いた浜辺でエデュアードと再会することに……。
■ヴァイオレット・ウィンズピアは1970年代に数々の名作を発表しました。今月お届けする初邦訳作品もその1作で、大人の階段をのぼろうとするヒロインの恋物語を流麗な筆致で描いています。
(※ページ数は、680字もしくは画像1枚を1ページとして数えています)
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神楽さん
4
2013-07-01
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ヒロインの二つの純愛を描いたお話です(*^^*) まずは、舞台役者との恋物語と、並行する様に出会ったヒーローとのお話です(^_^;) ロマンティックでありながらも、病身で、既に意思の疎通が出来ない状態では有るものの、妻帯者で有る男と育み始めた想い。やがて、災害がキッカケでヒロインとの記憶のみ失ったことで恋に破れたヒロインは、離れた場所での仕事を得、ヒーローの住む土地へ行くことになります(^_^;) 付き添うことになった少女の父娘が友人だった!ことで、またも災害によりヒーローの家で過ごすことになるヒロイン達。毛嫌いしてはいることが、ヒーローを惹き付け、少女に見せる優しさや二人への心遣いに接しているうちにヒロインも我を張れなくなり始め…(^O^) 最初の恋にページを割きすぎたキライも有りますけど、よく描いているとは思いますが、私的には、ヒーローへの気持ちの変遷を描いたお話の方が好きですね(^_^;) ヒーローのヒロインへの好奇心は描いているので、ロマンティックな恋を経験しないと、本当の恋はわからないとヒーローに語らせているので、それを描きたかったのだとは思いますが、ヒロインがヒーローへの気持ちに気付いた辺りがあまり強く感じられなかったので、いつしか意識していた!って感じなので、私には、本当の恋ならば、その瞬間の想いは強烈な感じに思えるハズなので、ちょっと曖昧に感じられました(^_^;) とは言え、終り良ければ、って感じのお話でも有り、純愛の好きな方にはロマンティックで良いかと思います(*^^*)