招かれざるシンデレラ
ようやくサルデーニャの古城にたどり着いたのは寒い雨の夜だった。まるで要塞のように冷たく堅牢な城を見て、ベスはおじけづいた。城の主がこの外観のように冷然とした人物でなければいいけれど。イタリア一の大銀行のオーナーであるチェザリオ・ピラスこそ、こうしてロンドンからはるばるやってきた理由なのだから。あいにく彼は不意の訪問客に迷惑そうな顔を隠そうともしなかった。だが、どこか暗い陰の漂う端整な顔立ちが魅力的なのは間違いない。ベスは腕の中の赤ん坊を抱き直した。見とれている場合じゃないわ。そして、早く用件を言えと促すチェザリオに、思いきって告げた。「ここに来たのは、この赤ちゃんがあなたの子供だからです!」
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神楽さん
4
2013-02-17
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すごい盛り上がりのある作品ではないのですが、二人の悲しい過去をお互いに埋め合うことが出来そうで、心温まるお話でした(*^^*) 共に、ヒロインは父親に、ヒーローは母親から見放される過去を持つ二人。加えてヒーローには、幼い息子を事故で喪うという哀しみから抜け出せずにいる状態でした(^_^;)そこへ、ヒロインの親友が産み落としたという、女の赤ちゃんを抱いてヒーローに会いに来て…(^_^;)偏見や思い込みに走りそうになりながらも、相手を見、共に赤子への愛情と優しさを見出だすうちに、ただ惹かれ合うものが強まる二人をよく描いています(^_^)ベッドを共にする様になっても、DNA鑑定次第で変わる状況を、いつしか憂慮していることを隠し合い、お互いに思い遣りを示し合う二人。そして出た結果から…(*^^*) 二人の関係が赤ちゃんを回りながらもお互いに大切な人となってゆくのを、使用人共々、眺めているかの感じでした(*^^*) 最後は、本当は心優しいヒーローが、幸せを掴むのを誰よりも願っていただろう執事の、笑顔を目の当たりにしたみたいに感じられて嬉しくなりました(*^^*)