
夜とオレンジの果汁
家に帰れない夏以は、友人の別荘で賄いをすることに。そこに完全無欠(性格除く)な譲がいた。泥棒と間違われて、初対面は最悪だったが、つい意識しちゃう位好みのタイプ。その譲が「あんな奴やめて俺に乗り換えろよ」と迫ってきた。焦れる程執拗な行為と耳元の熱い吐息が夏以を悶えさせる。思わず愛されてると、勘違いしかけたけれど。ホントは譲の大事すぎて手も出せない、最愛の人の存在には気づいてる。自分は身代わりでしかない。でも伸ばされる指が甘熱く、抗えなくて……。
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