【全11巻】完結
ROOM NO.1301
作品詳細
- 発行 KADOKAWA
- ジャンル ライトノベル恋愛学園ライトノベル・男性向同級生コミカライズ原作
- レーベル 富士見ファンタジア文庫
- シリーズ ROOM NO.1301
- 紙初版日 2003年9月10日
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レビュー
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健一は思う。恋って何だろう。好きって、どういうことなんだろう? それは、たぶん遠くて近い答え。掴めそうでなかなか、掴むことができない。僕たちは、だからこそ進んでいく……。普通の高校生・健一は、ある日、クラスメイトの千夜子に呼び出される。彼女からの突然の告白。さしてモテるとも思っていなかった彼の目の前に普通の高校生らしい恋愛への道が拡がる――かに思えた。が、綾という謎の女性を道で拾ったことにより、不可思議なマンションでの健一の生活がはじまる!? 甘く、可笑しく、切ない健一の愛の探求の物語。
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(※ページ数は、680字もしくは画像1枚を1ページとして数えています)
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みんなの感想
ROOM NO.1301#1 おとなりさんはアーティスティック!?
健一は思う。恋って何だろう。好きって、どういうことなんだろう? それは、たぶん遠くて近い答え。掴めそうでなかなか、掴むことができない。僕たちは、だからこそ進んでいく……。普通の高校生・健一は、ある日、クラスメイトの千夜子に呼び出される。彼女からの突然の告白。さしてモテるとも思っていなかった彼の目の前に普通の高校生らしい恋愛への道が拡がる――かに思えた。が、綾という謎の女性を道で拾ったことにより、不可思議なマンションでの健一の生活がはじまる!? 甘く、可笑しく、切ない健一の愛の探求の物語。【全183ページ】
ROOM NO.1301#2 同居人はXXXホリック?
健一は考える。ぼくは、どうすればいいんだろう。「……わたし、しないと眠れないの」目の前の女性、冴子は言った。いったい、ぼくはどうすればいいんだろう。それは、たぶん自分が恋愛にむいていないから。いや、そもそも恋愛が何かなんて自分にはとうてい理解できないから、そんな気がする。でも、でも目の前にいる女性を泣かせるのはよくないことだと、なんとなく思う。普通の高校生・健一はクラスメイトの千夜子とプラトニックな関係を続けながら、不可思議なマンションの13階で奇妙な同居人たちとの共同生活を始める。感情を表に出さない男、刻也。一般的な感覚が欠落した芸術家、綾。そして、隣に男性がいないと落ち着かない冴子。恋という謎の答えに向かって、健一は着実に一歩一歩進んでいく……の、か? 甘く、可笑しく、切ない健一の探求の物語第二弾!【全197ページ】
ROOM NO.1301#3 同居人はロマンティック?
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ROOM NO.1301#4 お姉さまはヒステリック!
夏は、まだつづいていた。終わらない、ぎらぎらとした日差しが健一を照らし続ける。陽炎が立ち上る道は、どこか現実ではないような、白昼夢のようなけだるい感覚を起こさせる。こころが、どこかに行ってしまった――。そしてホタルも――。健一は、思った。それは、自分の所為かもしれなかった。ホタルと健一は、お互いを求め合った。ただ、本能の赴くままに。好きという自分たちのこころに、素直に従っただけだった。だが、それは、二人の別離へとつながっていく。少しずつ変化していく健一の日常。そして新たにシーナと名乗るマンションの鍵の所有者が現れる……。時に可笑しく時に切なく描かれる、恋と愛との間で揺れ動く健一の物語、第四弾!【全186ページ】
ROOM NO.1301#5 妹さんはヒロイック?
健一はベッドの上で涙を流した。「うう…」――なんで、こんなことになったんだろう。もう一度、思い返す。綾との時も同じように自分は泣いていた。千夜子の真剣な告白の後にそんなことになってしまったことを悔いていた。そういえば、冴子の時はどうだっただろうか? 姉のホタルの時は? 自分は、これからどこに向かって進んでいくのだろう? 普通の高校生・健一は、いきがかり上、シーナ&バケッツというユニットでハーモニカを担当することに。彼は謎の少女・シーナとともに、街でちょっと有名なストリートミュージシャンになっていく……。そして近づく夏祭り。ロックのビートと祭りの熱にのみ込まれるように、うなされるように。健一の夏休みはさらに混沌としていく。時に可笑しく、時に切なく描かれる健一の恋愛を探求する物語、第五弾!【全198ページ】
ROOM NO.1301#6 お姉様はストイック!
健一は絆というものについて考える。夜の坂道。酔っぱらった日奈を背中に抱えながら、かすかに伝わるぬくもりについて考える。それは今という時間をともに生きる、二人をつないでいる証のような気がする。背中の日奈は、佳奈への思いを語る。「でも……好きなんです。特別なんです」健一は思う。好きという気持ちについて。綾との関係。冴子との日常。千夜子との一夏。そして姉との別離。その全ての中に絆があり、好きという気持ちがあったような……そして、もしかしたらなかったような。始まった二学期。双子の姉妹佳奈と日奈に振り回されながら、その時は刻々と近づいてくる。健一のもとに送られてくるある荷物は、新たなる出会いと別れを彼に告げる……。時に可笑しく、時に切ない健一の恋愛を探求する物語、第六弾!【全210ページ】
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ROOM NO.1301#9 シーナはヒロイック!
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ROOM NO.1301#10 管理人はシステマティック?
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ROOM NO.1301#11 彼女はファンタスティック!
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