レビュー一覧

映像化されていた作品だな〜と興味をもってレンタルしてみました。一度読みだしたら止まらず、全巻イッキ読みしてしまいました。吉原が舞台の遊女ものはよくあるジャンルですが、この作品は不思議と読後に清涼感があります。遊女の悲しい現実も十二分に書き込まれていますが、必ず物語のどこかに救いがある・・・。個人的には、最後のほうの巻の八津と髪結いとの恋、そして山田屋のおかみさんの恋のお話が好きですね。最終巻まで続けて読んでもらいたい、良作です。

内容以前に、誰が誰だか見分けがつかない。絵のスタイリッシュさよりもまずは分かりやすく描かないと話にも入り込めません。

女の子かわいいんだけどね、顔が同じなんですよ。髪型も同じですよ、ほとんど。みつとかやつとかちょっとすると忘れちゃう。みどりはよかったかも。

絵はキレイだし、ストーリーもおもしろいです。ただ、誰が誰か見分けがつかず、安心して読み進められませんでした。

無料で1巻を。江戸末期の吉原風俗をしっかり押さえてあるので、読みやすくてタメになって面白いんですが…　遊女の顔が全部同じ。台詞で呼び掛けがあるからどうにか誰か判別できるんですが、正直どうよ？と。二話目主人公の茜(ソバカス)みたいに、泣き黒子とか、目立たない程度に顔に特徴を入れる使う手もあるでしょうに。そんな工夫の足りなさで−1です。

綺麗な画風なのに、顔の描き分けが出来ていないので読むのに疲れる。

顔がみんな一緒で誰が誰かわからんくなる(笑)それがめんどくさすぎて内容も入ってこないし途中で読むのやめた。

絵がとてもキレイで、それぞれの話がすごく泣けます。やはり原作者ありの作品なので、話が安定していて、どれも泣けるすばらしい話でした。全部印象深い。設定も時代考証もちゃんとしてますね。だからこそ6巻と長く続いたんですね。ひとつだけ謎なのが吉田屋さんと半次郎…本当に親子だったのか。ただの似た人だったのかな？って。だって京都のただの遊び人の庭師が、江戸で大店になんて簡単にはなれないですよね。父親だったら霧里が気づいて、朝霧の初見世の相手にはしないと思うし。

表紙の美しいイラストに惹かれて読みました。もうすごく良かったです。一部から泣ける泣ける。遊女の恋って大抵結ばれませんが、分かっていても駆け落ちを応援したくなる。風景と心情描写の合わせ方が見事です。心情描写には特に目を引くものがありました。表情も上手い。切なくて切なくて個人的にはひっそりと楽しみたい極上の逸品です。

レビュー高かったので読んでみましたが、切な過ぎて私は苦手でした。幸せになって欲しかった。