レビュー一覧

絵は限りなく池田理代子先生に近いです。オル窓第一部でお馴染みのニーベルンゲンの詩が下地になっていますが、更に奥深いストーリー。1巻から3巻まで息もつかづに読んでしまうほどの意外な展開と結末。お勧めです。

池田理代子先生の原作だけに奥が深くて面白い。キャラクター作りやストーリーラインも良いですが、絵柄的に池田先生のそれによく似てはいるものの、緻密さや美しさの点ではオル窓の方がはるかに上です。それが残念でたまりません。 最初の方はセリフが多くてあまり面白くないかなと思ったら、ユリウス似の戦乙女が父の神様に逆らう辺りからグングン引き込まれました。オル窓の中でユリウスやイザークが演じる劇が「ニーベルンゲンの歌」だったような気がします。１巻のお終いにちょっとだけ出てきたジークフリートがクラウス似だったんだけど、悲恋に終わったユリウスとクラウスの物語を彷彿とさせるものがあります

昔読んだのをどうしても思い出せなくて、買ってしまいました。妖精の世界、大好きです。

スケールの大きい話で、面白かった！ただの神話のお話じゃなかったところが、意外で良かったです。

有名なオペラ作品に漫画で触れることができます。それにしてもちょっとシンドイ感じは残る…

神話をベースに、ファンタジックな作品だとは思いますが、台詞とかが芝居がかりすぎてて違和感が。

この難しいテーマを、大変素晴らしく描いていると思います。ワーグナーのオペラにも繋がる、ニーベルンクの指輪。一般の読者には、少々七面倒くさく、とっつきにくいこともあるかもしれませんが、教養としてもためになります!気に入った方は、是非、オペラの方も鑑賞してください!

「オルフェウスの窓」で紹介された叙事詩(神話)に一部オリジナル要素が加えられています。昔「オルフェウスの窓」を読んだ時から、ずっとどんな話か気になっていたので、一気読みしました。ストーリーの大筋はラストシーン直前まで神話のままな上、ユリウス、クラウスそっくりなキャラが出てくるので、その点はすごく満足できました。ただ、絵柄が好みじゃないので−１です。

面白かった！一気に読んだ。オルフェイスの窓で出たジークフリートとクリームヒルト神話を元にした創作。こんな話を描ききるとはさすがの池田理代子さん。ただ諸悪の根源は浮気で優柔不断なお父様な気が。。どの手も見事なまでに悪手。神様も先を読むことはできないのね…

結構なボリュームを読みやすくわかりやすくまとめているのかなといった印象です。独特の世界観に誘ってくれるし　壮大な内容なので　読後感が結構凄いです。