レビュー一覧

うーーーん、失敗！！短編集なんですが、それにしても話1本1本が「え？これで終わり？」の連続で……。後半にいくにつれて作画もどんどん雑になるし、失敗だったなぁって思います。1番期待してた扉のヤクザ話ですが、正体分かった途端、高校生なのに何であの口調よ……、と色々突っ込み所も満載。（そしてヤクザが受けじゃなかったガッカリ感……）全ての話が浅い上によく分かりませんでした。

短編５作入っています。4作品はほっこり系から軽く毒の効いたものまで、安定の巴里子先生ワールドです！あとの1作品はお題が「病み」指定ですので、クセがあると感じる方もいるかも。私はこちらも巴里子先生ならではの作品だなぁと思います。表題作のスパダリ君がもうほんとスパダリでキュンキュンします！リアルなスパダリはこうですよね！

作者買いしたのですが…巴里子さんの短編集とは相性が悪いのかな⤵ 表題作は１本プラス巻末に後日談のあとがきと電子のおまけ。2本目は現社長の元大学の先輩×自分は会社のお荷物だと悩む名門大学に野球推薦で通ってた子。3本目は唐突にホラー。4本目は剣道の強豪校同士（他県）だった青春の思い出を持つリーマン再会物。5本目はヤクザと高校生。表題作と2本目が明るめでPOPな内容だっただけに、その他の仄暗かったりシリアスだったりの内容が重たく感じたし、そのくせホラーもの以外のラストはハピエン風（キャラは納得してるみたいだけど、読者はモヤモヤしてる的な）だったり、もっと、表題作の彼らを掘り下げて読みたかったかな…。というわけで評価低めです。短編のテイストがバラバラでも全然イケる作家さんもいるんですけど、私は巴里子さんの短編集は作品のテイストは揃えてほしい派みたいです。

作者さんのファンで迷わずレンタルしました。短編集で内容や絵柄は安定していて安心して読む事が出来ました。が！一つだけご注意下さい。超シリアスなサイコホラー？系の短編が、ラブも救いもない後味の悪いラストで、苦手な方はとことんダメな内容となっています。可愛い絵柄が余計に不気味で私は受け付けませんでした。それ以外の作品は萌えもラブもあったので全体的には満足です。

この先生なのにこの評価何があったの？と逆に気になり購入。レビューの通り、短編なので本当に薄いです。ただ、とっかはすごく好みなので、一つ一つがおしい感じ。これ、あと少し話が続けば面白いのになって話ばかりです。そろそろ、本当にじっくり倫敦先生の長編が読みたい……。切実

短編集です。二つ目の大学の先輩の会社に勤める主人公のお話は愛が見えてとても好きです。しかしそれ以外は暗くて内容も分かりづらくて疲れてしまいました。言葉や人生観が深いなと感じるところもあるのですが、一方でそれがとても読解し難い。かといって理解しようと深追いする程の魅力まで感じませんでした。

すごくイイ！表題作のオマケ漫画が巻末に少しあるだけで、全部バラバラのお話が詰まってますが、ネタ、キャラデザが１つも被ることなく、全編、濃密で完成度の高い短編集です。特に高校生とヤクザの話がイチオシ、暴力とエロスと純愛が同居してます。表題作は悪くないけど、スパダリ？とまで言えるかどうかは微妙、、かな。ちょっと鬱なストーリーも1編ありますから、ソコが地雷な方はご注意ください。

短編集です。私はハッピーエンドが好きなので、ダークな作品よりコミカルな作品が楽しめました。エロもありつつ、きっちり心情を描き込むあたりが先生の魅力。大人なら誰しも一度は経験した事があるであろう、恋愛の妥協と心から相手を求める想い…きゅんとしました。スパダリ、心から欲しくなりました！笑

こちらも久々に読みましたが、普通に良かったです。以前読んだ時より良く感じました。この方の作風がやや面倒臭いところがあるので、短編集だと特にそれが低評価につながるみたいですね、レビュー見ると。短編も好きな私としては、短編ならではの良さっていうのもあるんだけどなぁともったいなく思います。短編としてのまとまりも良くてどれも好きです。

この先生でこの評価？ってことで敬遠してたんですが、やっぱりどれも面白かったです。長編が読みたいことには同意しますが、話の内容的にどれも綺麗に纏まっていて、これ以上長かったら冗長になるなって感じでしたし。他の作品が好きだったら、この短編の中で一つくらいビビッとくる作品あると思います。