レビュー一覧

色々突っ込みどころ満載なのですが、変に続きが気になってしまう作品です。フィギュアに詳しくないので、それ以外の感想を書きます。まず時代的なのかも知れないけれどヒーローもヒロインもピュア。高校生でも今みたいにスレてないし、後で出来た様な言葉や略された言葉(例えば半端ない＝ぱねぇとか)が全然ないので妙なお上品さすら感じてしまいます。男性陣もやけに紳士的ですし。描写も思わず吹いてしまうシーンが多々あるものの、当時は全然そういうの狙って描いてないんだろうな〜と思えば微笑ましいです。

懐かしい！まだまだ女子の三回転が難しかったり、コンパルソリーがあったり、時代を感じます。あの技が出るのは何巻かなー。

懐かしいですね！スケート漫画と言えばこの方、ひだのぶこさんでした。今見ると古さ満載ですが、可愛い絵で大好きでした。今とはルールも技術も環境も大違いのお話なので面白く感じるかどうかは難しいですが、レトロテイストを味わいながら読めると楽しめます。「よくって？」のようなお嬢様言葉がネタではない時代でしたね。

登場人物に悪人が居ない！主人公のライバルですら、とても良い娘で思わず応援してしまいました。終わり方が少しやっつけ感がありましたが、一周まわって新鮮な面白さを感じました。

時代を感じますね。絵にもフィギュアスケートの技術にも。3回転を飛ぶ女子がいなかった時代ですから、佐藤久美子コーチが現役くらいの頃のお話なのでしょうか。ストーリーはよくある話ですね。しかしちょっと練習しただけで3回転を飛ぶ主人公にはたまげました。今で言うなら飛べたことのないトリプルアクセルを飛ぶようなものなので、ありえないのです。このありえなさが漫画ならではなのでしょう。蛇足ながら、アクセルジャンプは他のジャンプと飛び方が全く違うので、4回転を飛ぶことができてもトリプルアクセルが苦手という選手はたくさんいます（ランビエールしかり、チャンしかり）。あとスケート靴！あのようなロングタイプのシューズはさぞジャンプが飛びにくいだろうと思うのですが・・・。突っ込みどころ満載でした。

王道のスポ根少女漫画ですね。皆さん仰るように、絵柄だけでなく何もかもが古臭い(笑)　でも、読むうちにあまり気にならなくなりました。続きが読みたいけど、古い作品なのに２チケは高いんじゃないかなあ。なので☆は−１です。

過去に断片的に読んだだけですっかり忘れていましたが、「逆スパイラル」で思い出しました。紫のバラの人や丘の上の王子様みたいな思い出の人っていう設定が、70年代の少女漫画の王道をいってるなあと思います。でもラブストーリーばかりではなく、「日本人好み、審判好みの暗さ」とか、「世界は広い、うまい人はいくらでもいる」とかスケート競技のシビアさもしっかり描かれているところが良いです。時代が違うとはいえ、静香ちゃんもイナバウアーをこんな風に自分のものにしたのかなとか、美姫ちゃんもこんな風に4回転を練習したのかなとか、真央ちゃんも五輪に出られなかった時/負けた時こんな心境だったのかなとか、思わせます。つまり人間がよく描けていると思います。完結までわずか数カ月っていうのはリアリティありませんが、あるスケーターのあるシーズンの物語としてはありかなとも。1チケなら文句なしにお勧めなのですが、2チケなので星ひとつ減らしました。

いかにもな時代錯誤の絵柄と内容に、逆に惹かれますねーｗヒロインがウブで可愛いし、人物の絵柄も華やかでいいですねｗ1巻お試しで読んでみたけど、意外にも面白くて続きが読みたくなっちゃったな・・

一昔前の少女漫画は逆に絵もストーリーも新鮮で面白かったです。

面白いです。子供のころこういう漫画を古本ショップで数十冊激安いで母が買ってきてくれました。絵は古いですが、昔懐かしくて嫌いじゃありません。まだ一巻しか読んでませんが、続きを借りる気満々です。