レビュー一覧

懐かしい作品っ！私の中学時代に、鈴ちゃんみたいに勝気な性格で新任の先生に恋してる子がいて（その恋の結末と、その後はほぼ鈴ちゃんと同じ経路を辿っています）、私は琴子と同じで図書委員していて、サッカー部の男の子に恋…はしていませんでしたが、ピアノを弾ける男の子に少し気持ちがあったりと、自分の中学時代に被るエピソードが多数あります。なので、胸キュンしちゃいます。個人的に「星の瞳のシルエット」では、主人公のお母さんはずっと後ろ姿だったけど、この「銀色のハーモニー」では、お母さんの顔が見れて、しかもクイズが好きでっていうところがツボです。

子供の頃「星の瞳のシルエット」にハマっていました。あれから20年近く経ったのでこの手のお話は心を打たないだろうなぁと思っていたのにやっぱり面白かったです。キャラが「星の瞳・・」とかぶる所もあったしベタな展開だったけれど、中学生の頃の純粋な気持ちを思い出しました。

応援共感出来る純愛ものだったのですが、中盤以降はシリアス展開に…。それでも楽しく読めたましたが、個人的には終始爽やかにまとめて欲しかったです。また、海くんの髪型が変わりすぎて、初期のカッコよさがなくなっていくのが残念…。とはいえ、登場する全ての登場人物が魅力的で、恋することがどういうことか思い出させてくれるこの作品。刺激的なシーンはないけれど、切なくのきゅんとする描写が多く気に入りました。

学生時代に読んでた漫画を久しぶりに読みました。『星の瞳のシルエット』とはやはり完成度は低いですが、この作品もおもしろく読めました。私は『星の瞳』は香澄と久住君が大好きだったので文句なしですが、この作品では私は海くんはあまり好きではなかったです。琴子は可愛くて大好きですけど、一番好きなキャラは奏ちゃんがいいなと思いました｡一番好きなシーンは奏ちゃんの卒業式に、思わず琴子にずっと秘めていた想いを告白してしまったところに胸キュンしてしまいました｡実らぬ切ない恋…。今までずっとクールだった奏ちゃんが、その時だけは、抑えきれない感情が出てきたところに、グッときてしまいました。女に興味なさそうな顔して、実はずっと琴子が気になっていたのね…。と思いました。個人的には琴子と奏ちゃんに結ばれて欲しかったです。『星の瞳』と重なっちゃうけど…。

主人公が好きになれない。彼女がいるのに隙あらば奪おうとするような素振りは彼女からしたら気分のいいものではないのに近づくなと注意されると逆ギレ。展開が読めるのと絵とキャラのリアクションがやはり古すぎてダメ。背景デタラメすぎ。特に上から見下ろす家が酷すぎる。若い子向けではない作品。あと乙女のバイブルとして作中で自分の漫画をあげる作者が嫌。りぼんに掲載だったのでなかよしにもケンカ売ってたけど今やりぼんはちゃおやなかよしより売れてない現実。

一途につらぬく初恋。誰もが持ち続けたいと思える美しい心。忘れてしまったようでいつまでも憧れる。懐かしい青春のおとぎ話です。

「星の瞳のシルエット」も読んだことがないんですが、ノリが古いのでついていけません。懐古主義の方が昔を懐かしむ漫画かな。ストーリーもよく言えばほのぼのゆっくりと言えなくもないのですが、全然進まないなぁという印象。1巻まるまる何してたの？と。ライバル女子も嫌なやつですが、おとなしいいい子ぶっている主人公も好きになれるほどの要素が特にない。

子どもの頃夢中になって読んだりぼん。どなたかも書いてますがこの時の柊あおいさんは本当にすばらしいと思います。あっという間に全巻読んでしまいました。。しかし最近の作風にはがっかり。絵のタッチどうして変わっちゃったんですかね…受け入れるの辛いです。

懐かしさについつい手が出てしまいました。最後迄読んでおきながらなんですが、こんなにあっさりしてたっけ？王道少女漫画って、こんなに可愛らしい話だったっけ？自分が年とってひねくれちゃったんだろうなぁ…

子供の頃読んでてすっごく大好きでした。でも今思えばなかなかの内容。小学生の頃はただ意外な話に驚きながら面白く読んでたけど、大人になって読むとちょっとあれこれ余計なことを考えてしまいますね。