レビュー一覧

先に「日出処の天子」を読んでるからか何か物足りなさを感じてしまう…。分かりやすくて歴史の勉強には良いかも、まんが日本の歴史みたいな。

聖徳太子を描いた大作がすでにあるところに斬り込んでいけるのはやはりこの人だけ。歴史の扱い方を心得ておられる！！日本史副読本にしてほしい。

　山岸涼子氏の「日出処の天子 」を先に読んでいたせいか、池田理代子氏の聖徳太子の漫画は、途中までしか読めませんでした。　誰もこの目で見て来た人などいない、大昔のお話しですので、史実がどうとかいうつもりはありません。エンターティメントとして読んでいて面白かったのは、山岸涼子氏の「日出処の天子 」の方が、上かな、と思いました。　池田理代子氏が描く聖徳太子は、あまりにも優等生で綺麗に描かれすぎているイメージでした。主人公でありながら感情移入ができず、個人的には退屈してしまい、最後まで読めなかったのだと思います。

ベルばらの池田理代子先生による、聖徳太子。山岸涼子先生の「処天」に「厩戸と毛氏のプラトニックな恋愛関係に違和感を感じた」と喧嘩を売った問題作。歴史ものは、各先生方の2次創作ということであれば、解釈違い、てことなんでしょうが、それならば、もう少し、フィクションの部分強めの池田先生の解釈をみたかった。ベルばらでオスカルという少女漫画史上最強の架空の人物を生み出した、池田先生なら、と期待しすぎでしょうか。本作は、四天王寺スポンサーで、仏教守護者としての聖徳太子が淡々と年表に添って描かれています。

聖徳太子は以前から気になっていました。読んでみて本当に良い作品だと思いました。絵もストーリーも本当におすすめです。

某大ヒット漫画と外見がそっくりの登場人物達を、人格高潔に描いている。国としての体をなしていないこの血なまぐさい時代に、高潔で清廉な人物達が活躍できるわけがないだろうに。キャラの外見だけ山岸凉子の真似をした割にお粗末極まりないが、絵は美しいのでこの評価です。

本当に読み応えのある作品です。山岸凉子先生の 日出ずる国の天子と比べながら読みました。 池田理代子先生版の厩戸皇子もとても魅力的でドンドン読み進めてしまいました。

史実に基づいて描かれているので、歴史が好きな方にオススメです。

大河ドラマのような、壮大な歴史マンガ。歴史で習った人名や出来事は断片的だが、ストーリーを持っていきいきと描かれると、歴史はおもしろく学ぶことの多いものだと再認識させてくれます。もちろん脚色もあるとは思いますが、聖徳太子？冠位十二階？聞いたことはあるけど…でも十分に楽しめるドラマです。歴史好きでない人にこそオススメ。

昔読んで又、読みたくなり購入しました。2度目でも楽しめました。