レビュー一覧

反面教師として地味に続きが気になり読んでしまう。

これは…ひどい…無料で試してよかった。作者さんは児童虐待の実態とその後の子供達のPTSDを全く勉強せずに想像で描いたのだろうか？父に性的虐待を受けて13歳と14歳で2回出産した少女が、その赤ちゃんを我が子と認識し正常に愛し育てられるわけがない。なのに何あの結末…その少女と、8歳にしてパンツ脱いで男に媚びる妹と、父娘の間に生まれた2人の娘、その4人が里親に引き取られ笑顔でハッピーエンド、めでたしめでたし(☉_☉)これはひどい！虐解離性人格障害やパニック障害、自己評価が極端に低くなったり自称行為を止められなかったり…被虐待児の本当の戦いはこれからだというのに。こんな浅い知識でこういう題材は扱って欲しくない。ドン引きです。

まず絵が古臭く、なんか昭和臭が漂います。出てくる児相の人もクソばっか。途中で胸糞悪くなってやめました。書き込みが甘く信念や怒りが感じられない。作者の力量不足です。こんなに軽く扱ってはいけないテーマです。編集者は何をしていたんだと思いました。

無理矢理ハッピーエンドにしようとしてる話が多すぎて、虐待という重いテーマを扱っているとは思えない薄っぺらさです。特に、実の両親から性的虐待を受けて、実父の子どもを妊娠・出産までしてしまった少女のケース。最終的に両親は逮捕されますが、性的虐待の末に生まれた実父との子どもを漫画の中のように純粋に愛せるものなのでしょうか？一緒に虐待を受けていた妹なんて、幼さゆえに男相手に媚びることを普通と勘違いし、可愛がられるために自ら足を開いて誘うようなってしまったという衝撃的なシーンも驚くほどあっさり。みんな仲良く里親に引き取られて幸せになりました、で終わったことに疑問を感じました。

絵はあまり綺麗ではありません。内容も甘いところが見受けられますが、販売するとなると限界なのかも…こういった仕事をしてる人や、少しでも関係がある人はあまり読むことは勧めません。甘すぎてイラットくるかも。簡単にでも知って貰う意味では良いのかもしれません。

最終的には親とハッピーエンドの話が読後感を悪くしたくないという目的があるのでしょうがおためごかしで終わっているような気がして残念です

虐待されて亡くなった子供がいるのに児童福祉司は挫けず頑張ろうみたいな表現に違和感を感じました。他の方も書いていますが、無理やりハッピーエンドにしている気がして、もう少し掘り下げてほしいなと思いました。

子どもを虐待する親はもちろんだけど、児相のお役所仕事な職員の対応にも本当に腹が立ちました。法律という壁があるのもわかるけど、もっとなりふり構わず子どもを助けにいけないものかと思います。

読んでて子供が可哀想で嫌でした。内容はスッキリしません。こんな酷い仕打ちのあとに期待してましたが、虐待を乗り越えて〜ってよりは相談員の辛さと子供に対する虐待の酷さがメインの漫画に思えました。

内容が絶句するレベルの虐待の案件でとても心を抉られます。それでも皆様には一度読んでほしい作品です。