レビュー一覧

五十嵐作品は全て読んでいますが、その中でもかなり出来がいい作品です。芸術家寄りというレビューをお見受けしましたが、かのルーブル監修の漫画展に呼ばれるくらい絵の芸術性は半端じゃないので当然です。内容も今まで描いてきたテーマをより濃くした感じで、こういうの見たかった！とわくわくします。ちなみに五十嵐作品は女の子があまり可愛くないことが唯一の欠点だと思っていましたが、今作の主人公はとてつもなく可愛いです。必見です。

クローン・人造人間テーマで映画「ブレードランナー」（1982）以来の傑作（になるかも）と思いました。近未来を舞台に血族企業の研究活動が絡むあたりはＡＩ・電脳テーマのSF小説「ニューロマンサー」（1984）も連想させます。オクダの正体とかカエル娘には感情がないのかとかこれから心理的な成長があるのかとか続きが気になります。

そこそこ面白かった。しかし、作者のアーティスティックな画風に、嫌悪感を抱く人も少なくないのかもしれない。漫画家としてのアイデンティティはなさそう。おそらく作者は、自己を芸術家よりに考えていると、容易に考えられる作風。

難しい…けど、深い。内容を整理しながら読まないと

是非、映画にしてほしいシリアスな話だけど、シンプルで読み応えがある。

現代の大きな力が表現されています。それに、HAたちがいたら、こんな感じに利用されてしまうのでは。。と少し不安に感じてしまいます。これからのストーリーが楽しみです。

絵が好きー！ためし読みの雰囲気が続きます。けっこう淡々としてます。現在１巻ですが、２巻でもっと感情が出てくればいいなと思います。豹娘ちゃん、死なないで(/´△`＼)

凄い世界観で読んでいて引き込まれました。絵にちょっと癖が有りますが、世界観と合っていて良かったです。

現在時点では「盲目の時計職人」遺伝子の乗り物に過ぎないと比定される、人類から生物ー無生物の境界存在であるウィルスの存在の、合目的的な「方針」があるのかとの命題、この作品はその解釈を繊細&エモ―ショナルな造形で提出された回答例。読者を選ぶと覚悟を。

万人受けする作品ではないでしょうが、独特の絵や世界観にはまる人ははまると思います。