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ページを開くと、そこには現代日本の『レ・ミゼラブル』とも言うべき愛と再生の物語があり、涙腺が弛みっぱなしでした。BL小説では、あまり一般的でない『境遇』の取り扱いがありますが、何よりも『境遇』が安易に書かれていないところに非常に好感を持ちました。多少凸凹感のある2人が、特別な何かを望まず、お互いを芯から必要とし、愛し合ってる様子が愛しくてたまりません。また、お店の女の子や、一見冷たい百田の兄や先輩など、隅々に至るまで作者の人々に向ける温かい目線と深い愛情を感じます。再生の力溢れる希望の書としてお守りのように持っておきたい1冊です。
購入当初はあまり好きになれなかったんですが、再読するうちにじわじわきた名作。最初は「高いし木原先生なのに穏やかな話だし、微妙」と思ってましたが、どうしようもないモモがロンちゃんを一途に愛する姿がいとおしくて。一度読んであんまり、と思われた方も、時々ふと手にとって再読してほしいです。
木原さんも、ヤマシタさんも好きな作家さんだったので、高いチケ代は気になったのですが、購入してしまいました。 私、木原さんの作品は、昔の作品のほうが好きみたいです。心が痛くなるヤツ。受けも攻めも凄く可哀想なヤツ。そして最後にご褒美がもらえるヤツ。 他の方も書いておられましたが、この作品は、木原さんの作品の中ではかなり甘い。私、木原さんには登場人物をとことんイジメて欲しいんです。そのほうが、最後のご褒美のとき、キュンキュンするんですよねー。内容紹介から、かなりゲスい木原イジメが読めるのかなぁ…と、勝手に期待してしまったので、ちょっと残念でした。 あと、表紙がヒドいね…。敢えてサラッと描いているのかも知れませんが、ビッグネームに頼りすぎじゃない? これ、木原さんとヤマシタさんだからできる技だよね? あまり知られていない作家さん同士だったら、この表紙では売れないと思う。 それとヤマシタさんは小説の挿絵はやらないほうが良いんじゃないかな?と思いました。私、ヤマシタさん大好きなので、ほとんどの作品読んでいます。そうすると、ヤマシタさんの作品の既存のキャラに見えてくるんですよね…。絵のほうでも、この作品の世界に入り込めませんでした。 そして最近のビーボイノベルズて、高いですよね…。9チケでも高いと思っているのに、11チケ……。私はこの作品に11チケの価値は見いだせませんでした。
泣いた!こんなに泣ける話だった?以前紙で購入してハマれずにすぐ手放していたけど、また読みたくなり電子で購入。今回は始めからグングンと入りこみ最後まで一気に読みました。モモがグズグズに泣くところで一緒に泣いてたから読了後は目が腫れてました。愛されてることに自信がないモモとそんなモモを不器用だけどキチンと全部を愛するロンちゃん。あの時、モモの命を助けてくれてありがとう、モモを愛してくれてありがとう!ロンちゃんが60才過ぎて夫婦になった二人を読みたい!
大好きなお話です。どん底に落ちた人間が人を好きになって、本当に好きになって、いろんなことが変わっていく。胸の奥がぐーっとなって、釣られて泣きそうになりました。ロンちゃん(受け)視点で語られる話と、先輩視点で語られる巻末の話もまとまりがよくて読みやすかったです。
木原さんの作品ってこう登場人物をいじめていじめていじめ抜いた先に何かがあるって感じの作風だと思っていて、かつ好きだったんですけど、この作品のように甘々でちょっとギャグっぽいのもいいですね。リバーズエンドほど酷くないけどDon’t worry mama ほど明るくないって感じです。
表紙とサンプル読んで良かったので買いましたが、えっちなシーンが本当にサンプルに載ってるのくらい(あっても軽い描写)だったので思わず「え、これだけ!?」と叫んでしまいました。サンプル読んでえっちな感じを期待すると物凄く後悔します。中の話は涙あり、ひたすらにモモのロンちゃんへの一途な感じ、先輩視点で最後笑ってしまい、で良かったのですが、視点は攻視点、受視点、先輩視点で分かれていて良かったです。作者さんの作品は初めてだったのですが、良い作品だと思います。まあ期待が外れたので、星4つ。�發ぁ�とレビューにありますが、私も高いと思います。でも不満があまり出ないのはやはり内容で満足したからでしょう。
それぞれの視点からの語られ方がとても面白くて、深くて、より登場人物の関係を想像させて、とても読み応えがありました。内面の表現や、言葉のやりとりにも、足りない浅い故の苛立ちは感じさせず、とっても満足感がありました。
なんで手に取っちゃうんだろうと思いつつ借りてしまうのが木原作品。今回の主人公なかなか刺さりませんでしたが読ませてしまうのがさすがの力量でした。とはいえお高い。そしてなんとなく読む前のハードルも高い。不思議な作者様です。そしてまた手に取っちゃうんだろうな次も。
ラブから始まって、壮絶な人生を読まされ、最後は安定した穏やかな日々に戻って。。。内容も壮絶ですが構成がまた良かった。ジェットコースターの様に一気に心を掻き回されました。
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ページを開くと、そこには現代日本の『レ・ミゼラブル』とも言うべき愛と再生の物語があり、涙腺が弛みっぱなしでした。BL小説では、あまり一般的でない『境遇』の取り扱いがありますが、何よりも『境遇』が安易に書かれていないところに非常に好感を持ちました。多少凸凹感のある2人が、特別な何かを望まず、お互いを芯から必要とし、愛し合ってる様子が愛しくてたまりません。また、お店の女の子や、一見冷たい百田の兄や先輩など、隅々に至るまで作者の人々に向ける温かい目線と深い愛情を感じます。再生の力溢れる希望の書としてお守りのように持っておきたい1冊です。