レビュー一覧

きちんと伏線も回収しますし、もやっとはしない終わり方です。面白かったですよ！

ここまでクズな主人公の漫画は初めて読みました。話の展開は中盤まではいい感じに進んでおりましたが、終盤になると突然の急展開で少し焦りましたが、全体的にはよかったかな…という印象。でも、好き嫌いがかなり別れそう。ネタバレになりそうなので詳しいことはかけませんが、最後のセリフは本当にどこまでもクズで、切なくなりました。

ホラー系は好きだけど・・・主人公がクズ過ぎて私は好きじゃない。胸くそ悪いです。

1巻まではどうなるのか、水沢遙は何者なのかと読み進められましたが、意識を取り戻した主人公と父親の話あたりから？？？っとなり、水沢がアイドルのオーディションを受けてるあたりはもはや唐突すぎて意味が分からなくなり、摩耶の登場で更に訳が分からなくなりました。じわじわ薄気味悪い存在だったのに表に出てきた途端安っぽいスプラッタホラーになるし、伏線回収というよりこじつけ、こじつけですらない部分も多く、結局何？というモヤモヤだけが残りました。

おもしろかった。メチャクチャな設定から始まるも、ちゃんと伏線も回収。タイトルの「最底辺」にも意味あり。ストーリーの中で人間の嫌な部分をみせてくるけど、それもお説教臭くはならないし、不快な人間と好感を持たれる人間が紙一重っていうのも、すんなり受け入れられるよう描かれている。作者さんが上手なんだと思う(上から目線、すみません)。素直にエンターテイメントとして楽しめて、大満足。マイナス１は、やっぱりキモいので、ちょっと気合い入れて一気に読まないと後味悪いので、気軽に読めないところ。そのテイストが好きな人には、プラスになるとこでしょうが。。。すみません！

私個人としてはかなり、楽しめました。冒頭はどこにでもありそうなサスペンスものかと、思っていたらオチが良かったです。ロバートロドリゲス監督の『フロムダスクティルドーン』が面白いと思えるなら、これもそこそこ楽しめると思います。私の読み方が浅いのか皆が言うほど主人公、最低ではないですけどね(笑)

よくあるホラーのお話ですが、こんなに見た目も性格もだめな主人公初めてです(笑)読み返す事と人におすすめする事はないかな…。アレはなんなんだろう～どうなるんだろう～3巻で完結だし読んでみよう～それにしても主人公ゲスいな～あ、終わった。って感じです。さくっと終わる所は潔くて好きですが。

一気にいきたい人にはオススメ。いろいろな事が気になる人にはオススメしません。哲学的に読めるか、ただのキモいで終わるかは読み手に委ねられてる作品。いろいろ深いセリフあったな。

歪だけど真っ直ぐな愛。最低だけど本物の愛が感じられる。そんな作品。ダークなバッドエンドが好きな人にはオススメ。

1巻まではおもしろかった！！ダケド、2巻からの展開が急すぎて、あれ？これ打ち切りになったのかな？って思った。多分この作品は10巻くらいかけて終わらせるべきだったんだと思う。3巻で無理やりオチつけて終わったって感じ。あんだけ残酷描写多用したのになぁ残念！