レビュー一覧

大好きな作者さんです。酷いレビューもあってびっくりしました。この作品もすごく良いですよ。腐るほどBL読んでますけど、好みの問題は置いといても出来は良い作品だと思います。独特な作風で、平凡なBLとは一線を画してます。５CPどれも全く違う雰囲気とストーリー展開。しかもこの作者さんのってどれも不思議な色気があるんですよ〜。美人もメタボも色っぽい。ちなみにエロの擬音？(むしろ擬態？)とかもすんごい独特で笑っちゃいます。

レンタしてないので(ぴえ先生の作品は読んでいます)書くつもり無かったのですが、たまたま目にしてしまったレビューのあまりのコテンパン(?)な内容に、ほんの少しだけ助け船を……。 三角社ぴえ作品、特に絵と登場人物の一番の魅力を私なりに。 まずシュッとしたイケメンも朴訥なと言うかダサモサのイケテナイメンも基本そこいらに居そうな(実際居ないけど)気軽さ!! ダサモサメンの存在感と内面.感情までをも表現するあの独特のタッチ!! 人物一人一人の人間的可愛らしさが(ダメダメ感含め)先生の人の好さ(多分)をも思わせる!! ツルンと綺麗でなくゴツゴツと正直で優しいという伝え方なんではないかと思ったり思わなかったり…ってダメかな??？ 実際絵の好き嫌いが大きそうな作家さんではありますけどね。囚われないで読んでみてくださいませ。

賛否両論のレビューに１週間悩んで購入しました。……すごい良いよね？私は大好きな作風でした。絵も味があるけど、よおく見るとうまいし、普通のイケメンとか胸キュンは無いけれど、クスッと笑った後にじんわりと胸に響く感じが心地よいです。登場人物たちがみんな所帯染みているところや、短編それぞれが全く違う面白いシチュエーションなのもいいですねぇ。という訳で、すぐに「まよなかに〜」も購入してしまい、私のレビューはそちらにも続きます(笑)。

全く面白くなかったです。絵も下手だし、内容も中途半端だし、いいとこ無し。伯父×甥という近親相姦に魅力を感じて購入しましたが、すこぶる残念。5作品収録されていますが、どれも面白くない。表題作は働きながら大学に通う30歳×実の伯父(ED)と関係を持つ准教授。これ目当てでしたが、あらすじに騙されました。攻めが受けを好きになる理由はありきたりな流れで分かりますが、受けが意味不明。自分の意思もなければ自ら行動も出来ない。しかも、終わり方も中途半端。多分ハピエンなのでしょうが、これは恋人とは違うでしょう。2作目は変人×勘違い堅物男。3作目は世話係×子爵、これはただの4コマ漫画レベル。4作目は地味サラリーマン×八百屋のゲイ息子、こちらはまぁまぁちゃんとした物語に分類出来る。5作目は綺麗めサラリーマン×がっちり先輩、これはギャグ漫画ですね。好みにも寄るのでしょうが、私からすると、読む価値もない程絵も内容もレベルの低い作品です。絶対におすすめしません。

ぴえ先生の本は「どうにかした日」に続き2冊目です。好みが分かれる作家さんだと思いますが、懐かしめな絵柄や色気のあるイケメンと木訥なモッサリメンの組み合わせが好きな方にオススメです。シリアスパートとギャグパートの落差が大きいですがバランス取れてて楽しめる、よい作家さんだと思います。前はモッサリメンがブサだったので、それも好き嫌いが分かれる要因かなと思ってましたが八百屋さんの作品でモッサリメンがフツになってて驚きました。私はギャグパートも含めて好きです。書き下ろしが良かった！

独特の空気感がある作家さんですよね。登場人物がそれぞれ、なんというか、チャーミングで。人間って滑稽だなとも思うし、愛すべき存在だなとも思います。一人ひとりがそれぞれの事情を抱えて生きているんだなと、改めて感じます。何度も読み返したくなるのは、この作家さんが世界を見る目が優しいからなのかもしれませんね。

この方の描くもの全て好き。絵も話も、本当に上手いと思うんだけど…。

びーえる戦隊がこの作者さまの作品で最初に読んだものでした。この本はびーえる戦隊とは少しノリが違っています（あちらも大好きです）。描かれているのは生活のにおいがするキャラクターたちだと思います。絵柄は好みがあるでしょうけれど、わたしは好きです。しんどい生活の中でほろっと絆されて関係が始まる瞬間が詰め込まれていると感じた一冊でした。他のも借りよっと。

何だか独特の作風とストーリー展開にやや理解できない所もありますが、それでもクセになる面白さがあっていいです。

独特な絵柄と世界観とテンポで好みは分かれそうですが、今までに読んだことがない新鮮さと謎のテンポに引き込まれました。描かれる人々は滑稽で美しくない面を露呈するのに、愛しく見えてくる不思議。面白かったです。