レビュー一覧

この作品、今まで多くの漫画を読んできた私の中で5本指に入る…いえ、No.1といえるぐらいの名作です。絵もストーリーも本当に素晴らしいのです。時は19世紀のアメリカ。マグダラ修道会所属のエクソシストとして怪異と戦う少女ロゼットとその相棒クロノの物語です。このクロノ、実はロゼットと契約を交わした悪魔で、ピンチの際にはその強大な力を開放し、ロゼットの助けとなります。しかしその力の代償はロゼットの魂。つまり彼女自身の生きる時間。非常にシビアな設定ですが、2人は８巻という短い巻数の中で、光のように限りある時間を駆け抜けていきます。無駄なエピソードはひとつもありません。安易な救いもありません。だけど、必死でその時代を生きた彼らの軌跡は本当に本当に美しいのです。ただ一瞬の軌跡を描き駆け抜けた悪魔(少年)と修道女(少女)の物語。ぜひご覧下さい。

一瞬一瞬を駆け抜けていく少女と悪魔の話です。全ての登場人物が魅力的。8巻と短いですが、その分ストーリーがぎゅっと詰まっていて、この作品の面白さが引き立っていると思います。紙も持っていますが、思わず買ってしまいました。もっと沢山の人に読んでもらいたいです。

悪魔とエクソシストのファンタジーもの。話が進むにつれ悪魔同士の戦いになっていきます。クロノとマグダレーナの関係が素敵です。

取っ付き易い巻数の作品としては、万人にお薦め出来る掛け値無しの名作です。始めのうちはコメディタッチなバトル物かと感じられるかもしれませんが、是非最後まで読み通して欲しいです。安易なハッピーエンドとは趣が異なりますが、納得出来る所謂トゥルーエンドになっています。

弟を救うために自分の魂をかけるロゼットと、悪魔でありながらロゼットを支えるクロノの信頼の深さがストーリーの肝。寿命を削りながらそれでも曲がらないロゼットもさることながら、ほとんどの登場人物に思うところがあり、切ない。最後は涙が出てしまった

アニメを見たことはありましたが、アニメとは違うラストでこれはこれで心打たれるラストでした。どちらにしてもヒロインは恐らく亡くなるのでしょうが、此方のほうが希望のもてる終わり方と感じました。一昔前の作品ですが、みなさんにお薦めしたい名作です。

子供の頃に読みましたが、最終巻がとても印象的で、もう一度読みたくなり、うろ覚えのタイトルを検索して漸くレンタルしました。 序盤の楽しい感じとは雰囲気が変わってしまいますが、とても心に残るので、最後まで読んで欲しい作品です。……ただし、悲しい要素が地雷の人は逃げた方がいいかもしれません。

めっちゃ面白いです！絵柄も可愛くて好きです！

個人的にはもっと続いてほしいくらい面白い作品でした

時は1921年より後の頃。魔物と戦う教会のエージェントに一人の娘が居た。彼女は、アシスタントに一人の少年を連れていたが、その正体は…オカルト活劇エンターテインメント、此処に開幕。