レビュー一覧

凄い描写の漫画だった。絵は上手い、話も良い。

「SAD GiRL」いちばん印象に残ったのは、表題作です。作品において、アル中の夫とその妻の気持ちが、虚構と現実の絡み合いにどう表現されているのかと、また読み返したくなります。「崖の上の別荘」場面や展開はアメリカの短編小説を読んでいる感じ。深い思いやりと愛、生きることへの敬意を感じます。「My Mellow Christmas」家族のお互いに対する理解がフラットで、人間同士その人の遺伝科も知れない部分や生きてきた過程をしょうがないなーーと思いつつ、尊重しているのがいいと思いました。結局、他人でもどこまで受け入れるか、だと感じました。「ロング・グッド・バイ」この作品に、この作家さんの気持ちが込められていて、それが違う形でほかの作品にも少しずつは影響を与えているのではないかと思いました。作品創作の時系列を知らないので間違っているかもしれませんが、どんな人でもどんな人生でも、その人がこの世界に生きたことを認めていこうとする姿勢があります。「山の方」単純におもしろかったです。人生を達観したようなおじさまが職場で女性に振り回されて…その女性は初めから、そんな格好で山に行けば行方不明の夫が現れると信じてい。愛する夫だけを思って信じる女性のセクシーな魅力に惑わされたら、セクハラになる前に、夫が現れるというギャグ漫画。

タイトルのSAD GiRLは暗くて気が重くなるストーリーでした。いつもハッピーエンドにならないフランス映画みたい。

漫画っぽくないマンガでした。スマホで読んだのでちょっと読みにくかったです。

うーん、ニュクスの角灯が好きで、作者さん買いしましたが、イロイロうーんでした。あと、右からだったり左からだったり、読み難かったです。

ストーリーも不思議だったり謎解きがあったりとそれなりに面白かったですが、どちらかというと絵を楽しむ作品じゃないかと思いました。

暗い。とにかく暗い。 私は苦手です。。。すっきしない。。。