レビュー一覧

すごく好きです。別の無料アプリで読んで続きが読みたくて購入しました。絵も内容もかなり好きなので定価で購入しようかと思いましたが高い(TдT) ので48時間のレンタルで…続きが早く読みたいです((o(*'▽'*)o))

舞台は文明開化の長崎。今まで見たこともないモノが次々と西洋から入ってきて、当時の人たちはきっとびっくり＆ワクワクしていたのだろうな、ということが、主人公の美世の体験を通して想像できます。当時、西洋で流行っていたものを詳しく紹介する作者のイラスト付き説明ページも、読んでいて楽しい！最初は暗ーくて、自分に全く自信のない美世が、新しいことに挑戦してちょっとづつ自信をつけていく姿がいいし、お話全体に「不思議の国のアリス」のような、なんとも言えない不思議感が漂っていて、続きが楽しみです。

他のとこで見て気になって購入。ストーリーも面白く、歴史背景も興味深いです。

久々の骨のあるマンガに出逢いました。黎明期の長崎。碧眼ハーフの男性、西南戦争で両親を亡くした不思議な能力を持つ少女。少女には珍しいモノたちに、新しい価値観。うーん、わくわくする。ちょうど欧州のジャポニズムブームも相まって日本の古いモノたちも知る事が出来て…これは面白い。何度か読み返したいんだけど、問題は、高い…うーん。

面白かったです！この作家さんのことは2021年末頃このサイトで『四谷…』の立ち読みで知りました。面白そうだから読もうかと思って日が過ぎ、よそのサイトでこの作品が途中まで無料で読めて、こちらに戻り購入しました。もともと日本文学が好きで、この作家さんの名前も、漱石の弟子の高浜虚子のようでもあり、芥川龍之介の友の菊池寛のようでもあり、無視できないものでありました。大物の名を合わせて語るのかなと、いぶかりながら読み始めましたが、絵が綺麗なのと、不思議な魅力とで、だんだん興味深くなりました。途中から、眼鏡の小浦百年に強い引力を感じはじめ、読み終えると心が熱く温かくなっていました。『四谷…』も読みたいです。応援したい作家さんです。

すごく好きな時代背景と、それにピッタリな雰囲気の絵柄とキャラクターが活き活きと動いてます。よくお調べなんだなぁと思うのと同時に、それぞれのキャラクターの抱える小さな闇や寂しさも丁寧に世界観を大事に描かれていて一気に読んでしまいました。早く続編が読みたいです。

丁寧な書き込みと時代考証で本当に引き込まれ、面白かった。一気読みしてしまった。時代モノが好きな人には本当にオススメ。こんな良作には滅多に出会えない。

丁寧な考証と細部の絵の上手さで読んでいて飽きません。西南戦争孤児の美世が、奉公先「蛮」で店主の百さんの薫陶を受け、長崎とパリで成長していく物語。ちょっと美世の百さんへの恋心が百さんのフランス女性ジュディットへの想いもあって、訴求力弱いのですが、「おばあさんのおばあさんが娘だったころの物語」という導入も含めて、素敵なお話です。

麒麟の川島さんが番組で紹介されていたのがきっかけで読み始め、話に引き込まれて1日で一気に読み切ってしまいました。当時の日本/西洋の風俗、洋服、建築、雑貨などたくさん出てきて夢のようなのと同時に、主人公の美世が周囲に助けられながら、自分で色々考えて成長していく様に魅せられて、読み終わった後はいい小説を読み終わったような気持ちになりました。

泣きました、クスッとしました、考えました、驚きました。高浜さんの作品を知ったのは「手塚治虫賞」を受賞した「蝶のみちゆき」からです。物心ついた時から漫画を読んでました。りぼん・なかよし・少コミ・少フレ...月刊も週刊も。結婚して母になっても読んでました(笑)婆婆になる年になっても読んでます。そしてこの歳になっても「読める」作家さんに出逢えて幸せです！(婆も「！」多用しとります 笑笑)