レビュー一覧

イケメンな癖にくせが強すぎるので好みから外れました。

もう単なる犯罪としか思えない。彼女が許容してるだけ。

イケメン攻めの溺愛は素晴らしいですね。でも受けがいつまでもウジウジ悩んでいて、それによってすれ違う二人の状況がこの作品の醍醐味なのかもしれませんけど、もうこの際攻めがはっきり告白してラブラブイチャイチャなえっちをしてくれた方がこちらにとっても美味しい展開なんだけどな！と思いました。相葉キョウコさんの挿し絵がすごく綺麗なのでそこはすごく目の保養になりました。

エロスを求めるならこの作家さんは外れがないですね。もう最初から最後までエロいです。そういう面では満点でした。ただ、後書きで作家さんも言う通り、受けの子がウジウジとはっきりしない子なので、そういうのが苦手な方には向いてないかもですね。一方、攻めの子はイケメン変態。作家さんの嗜好が詰まった攻めサマでした。挿絵が好きな作家さんなので、わたしは買って正解でした。ただ、受けの子が好みじゃないので減点1でした。

女装って、あんまり好きじゃないのですが、これはどう見ても攻サマの溺愛ぶりがすごかったので、楽しめた。最初から、受くんが何をうじうじするのか、わからないくらいわかりやすい溺愛。受くんの性格なんかもとても良いから、攻サマもこんなに夢中になったのでしょうね。両思いになってからの甘々エロもいい感じです。

アホエロって感じでした。攻め受け共に演技がかった台詞が多いです。終始ラブラブなので安心して読めるかと。あと、挿し絵が綺麗です。

稚拙で乱雑な印象の文体がすごく読みづらかったです。受けの一人称から急に攻め寄りの三人称に切り替わったり、書きたいところだけ書いたようなぶつ切りのエピソードが突如挿入されたり、受けの口調がいまいち定まっていなかったり、始終台本を読み上げているようなやらせっぽい掛け合いだったり、チープな展開が多かったりと、正直1/4ほど読んだあたりで投げ出したくなりました。あらすじはとても良かっただけに少し残念。表紙や挿絵がかなり可愛かったです。

このストーリーに合った相葉キョウコさんのキレイな絵がめちゃくちゃマッチしていて、相乗効果で良かった作品です。罰ゲームで女装する事になった受け君が攻め君の好きなアイドルに似ていてデートしたり…とこんな感じです。ラブラブで良かったです。

途中で女の子のほうが良いのかな？と心配してしまうところが良かった。