レビュー一覧

大好きな水瀬さんのイラスト付きではなく、大好きなナツ之さんの作品でしたが、レビューがあんまり良くなくて躊躇しましたが、10万円で買われた一夜をきっかけに静かにジワリジワリと燠火の中でくすぶる恋情が書かれていて私的には良かったです。激しく狂おしい場面は全く無くて、静かにジワリジワリとくる大人の恋の物語。2人の心がすれ違う２つ目？！のきっかけがチョッとフラグの立ち方があからさまで、そこだけが...笑っちゃいましたが。エッチも静かな中のエロさが...チョッと上級者的なお話で、いいお話でした。

ナツ之さんの作品なので飛びつきましたが、可も無く不可も無くでちょっとガッカリです…。ワクワクドキドキも少ないし、ナツ之さんの作品独特の駆け引きも余り感じられませんでした。作品そのものは悪くないと思いますけど、今までの作品に比べて、よみかえしたい…と言う衝動があまり起きずです。いい作品とは思うけども、今までの作品の流れを踏まえると、辛口に成増が★は2で。

サイコーでしたー♪初めから切なくて、終わりまでキュンキュンしながら一気読み！二人のリーマンが、お互いの気持ちを探り合い…ひたすらグルグルします。でも話の筋もしっかりとされていて、気持ちよく堪能できました。登場人物も多くない分、しっかりと二人を取り巻く環境や気持ち、時間の過ぎ方が（エロ含め）丁寧に書かれていましたよ。ぜひ、お勧めです♪

タイトルから「ウリをやってた主人公が客として出会った男に恋する系？」と思ったのですが、中味はかなり純愛でした。主人公の深井は誠実で一生懸命な好青年でありながら、理不尽な理由で失業。失意で呆然としていたところでかつての取引先の五十嵐と再会し、自暴自棄でもあったことから10万円で彼に抱かれるという展開。「前から好きだった」と優しく大事にしてくれた五十嵐に恋愛感情めいたものを感じ社会復帰が出来たものの、五十嵐と音信不通になりますが、この「相手はあの一晩を無かったことにしたんだろう」という双方のすれ違いの過程が巧く作られているなと思いました。五十嵐が自分の気持ちと連絡先を綴ったメモを残しておきながらも、深井が全く連絡をくれない事に対する諦めも、深井が“お金を介した割り切った関係“を拒絶したくて10万円の封筒に全く手を触れなかったのも、自然に理解できます。舞台を中東に移してのお仕事BL部分のボリュームも多かったのですが、そちらもなかなか楽しめました。

レビューの反応が割れてましたが、どちらも作家さんへの愛が感じられたので即決しました。結果、自分としては満点です。遠回りの両想い、とくに目立つ駆け引きがあるわけではなく、じっくり熟成していく思いと異国の文化への優しい目線がとても素敵でした。

評価が高い低いと分かれていますが、私は好きな作品となりました。究極のすれ違い愛とでも言いましょうか…、相思相愛なのにちょっとの行き違いで再会まで二年もかかってしまった二人です。受けの仕事に対する姿勢だけでなく、人と接する時の思いやり溢れる人柄に好感が持てます。

★3.5 。作家買いです。ナツ之作品の中では大人しめな作品だと思います。海外描写も的確で、手抜きなしでストリー展開には無理がありません。ただ、受けが死んだような状態から、生き生きとした姿に戻る契機となった攻めとのファーストエッチにもうひと色気が欲しかった…！好きな作家さんなので、厳しいめの感想になっちゃいました。

水無瀬雅良さんの表紙に惹かれて読みました。初エッチからお互いがすれ違って拗れるところがお話としてよくできていると思います。

設定はまぁ好きなんだけど、エッチしてる時の会話が色っぽくない…。あと受さんが表紙の絵とイメージ違う感じかなぁ

簡単に言うとショールーム関係の仕事で知り合った2人の話。ガタイのいい攻と華奢な受です。中東が舞台ですが、宮殿や王族などは出てきません。勘違い、すれ違いがある為、この先どうなるんだろう？といい具合いに読み進めたくなる作品。サクッと読めるページ数で面白かったです。