レビュー一覧

温かな気持ちになる非常に優しい作品でした。登場人物一人ひとりの描写に無理がなく、トラウマを抱えた光の気持ちの変遷も、そんな彼に揺るぎない愛を持って接する香取の様子も、ごく自然に表現されていてとても読みやすかったし、楽しめました。ともすると深刻になりそうな設定を、作者さんが持つ独特のリズムカルな書き口が上手く緩和しているのも絶妙で、バランスの良い作品だと思います。また、この作品の魅力をより一層高めているのがワンコのブランで、断然猫派の私も、犬がいる日常もなかなか良いかもしれないと感じる程、可愛くてたまりませんでした。恋愛ものとしても申し分ないですが、友情やトラウマとの葛藤などもとても丁寧にて織り込まれた作品なので、1つの物語として楽しめるのではないかと思います。

優しい攻に純粋な受、物語も良く楽しく読めました。ただもう少し後日談があれば良かったなぁ〜って思いました

特等フォルダで保管している一冊。ぶっちゃけBLとしてでなくとも成り立ってしまいますが、ストーリーは秀逸。いつも読む度に涙して、色んな気持ちをもらう作品です。…あ、でもそうでなければ源ちゃんみたいな子は中々現れないか…となると、やっぱりBLで良かったです。

ゆっくり、かわいい話でした。ワンちゃんもカワイイです。付き合った二人のその後を、もっと読みたかったです。

読みながら涙しました。相変わらずの健気受けで切ないです。所どころクスッと笑えるところもあり、起承転結がスムーズでとても面白かったです。最後の甘々エピソードがもっとたくさん読みたかった！ブランが可愛いです！愛のキューピッドはいい仕事してますね(^.^)

このお話とても好きです。穏やかで温かい雰囲気です。受けの過去が少し深刻ですが、そうならない感じに書き上げてあります。犬のブランもとっても可愛い。ぜひ続きが読みたいです。

誠実で包容力あって、不器用だけど愚直で、距離の取り方も詰め方も上手すぎる、そんな35歳の攻めでした。14歳も年下の受けに飼い犬のことを指摘されても、素直に受け止めて言い訳もしないとか器デカすぎます。対して受けは自分の辛い境遇をひた隠しにする姿が痛々しくて可哀想受け好きの私は大変萌えましたが、控えめなようでいて、案外言葉がキツイなと思ったり。それも半ば八つ当たりのような。後からすごく反省していたので良しとしますが、ちょっと子供だなーと思いました。あとは、いくらなんでもあの偶然の出会いは無いでしょーとも思います。ゲイナイトで気になった人が実はずっとペットシッター依頼してくれていた人だったなんて。それでも、そんな出来すぎた出会いのこととか気にならなくなるくらい、お話がすごくよく纏まっていて感心しました。Hは無さそうな雰囲気に見せかけて、最後に意外としっかりしたのがありました！足舐めるの良かったです。途中まで攻めが変に手を出さなかったのも好感持てる。トラウマ持ちだった犬への接し方と同じなんでしょうね。嫌な奴ポジションになりがちな攻めの友人もとてもいい人だったし、切なさも満点なのに読後は優しくあたたかい気持ちになれる作品でした。

ブランがかわいい！野原先生フェアを個人的に開催中。ボルゾイの画像見ながら読みました。アラスカンマラミュートの大きさにビックリ。受けも攻めもブランを溺愛してるのがイイよね。年の差CPですが、お互いに意識している様子が年の差を感じさせず、可愛い2人でした。あ、あと大好きな体格差！そこも萌え。攻め様は男前な社長。スペック高いんだけど、抜けたところも、不器用なところもあって。受け様は容易に人と打ち解けられない事情を抱えているんですね。その受け様と何とか仲良くなりたい気持ちがダダ漏れなんですよ。何度もお誘いを断られてるのが、可哀想でキュンキュンした。それでもへこたれない。いい意味で大人の厚顔さと押しの強さで、根気強く受け様の分厚い壁を砕いてくれました。脇を堅める、それぞれの親友も良いキャラです。西藤さんと源ちゃんはこの先進展するのかな？特に源ちゃんには幸せになってほしい。190センチの受けで、逆体格差とか萌えるかも。

受けの過去が可哀想ですが、深刻な話ではなく、良い意味で軽く読めました。源太のスピンオフがあれば読みたいです。

犬好きにとってブランはたまらないです。仕草が可愛い可愛い。犬に惹かれて無期限購入しましたが、攻めも受けも源ちゃんも悪くなく後悔なかった。最初から香取があからさま過ぎてつい笑っちゃいます。