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うん、ヒーローが結婚できないって理由は分かった。でも、だったらヒロインに最初っから手を出さなきゃよかったんじゃないかな（真顔）これでヒーロー、誠実なつもりなの？

ヒーローは原作では序盤、クローディに吹き込まれた嘘を信じてヒロインを罵倒するハーレクインではありがちなクソ男でしたが(苦笑)、コミック版はクローディの嘘がなくなっている分原作よりはマシなキャラになっていてそこは良かったです。ただこのコミック版はストーカーの悪役、エドワードの出番がなくなっているので話がほぼ原作と別物になっています。結果、コミック版ではクローディが後半エドワードの分まで悪役仕事をしているのですが、何でクローディをここまで悪役にしなければいけないのかが読んでいても解らなかったし、別にそれで話が原作より良くなっているとも思えないし、何でこんな改変をしたのか甚だ疑問です。原作終盤のエドワードによるヒロイン誘拐未遂とヒーロー殺人未遂シーンがなくなったおかげで画的にも寂しくなったし、やはり原作終盤でのヒロインとクローディの和解シーンがなくなっているのも残念です。なお、原作版の悪役エドワードは続編の『孤独な城主と誘惑の9カ月』(夏海鈴先生がコミック化しています)でヒーローを務めているのですが、コイツがヒーローをやるなんて何か納得いかねー(苦笑)。

微妙です。ヒーロー、（過去に色々問題あるがゆえに）恋に落ちたから離れたって…うん、見えないし意味わからない。全く。それでヒロインも過去の問題あるからって彼を許すのか…。普通はちょっと…厳しいかな。そして脇役の従姉妹は病気なの？っていうくらい思考がおかしい。正直、不愉快レベル。借りてちょっと後悔しました。

最初はまた身勝手にヒロインを振り回す横暴ヒーローかと思いきや、なかなか思いがけない予想外のどんでん返しが待っていて面白かったです。なんとなく一つ目のどんでん返しは予測できていたのですが、そこから更にもう一回ひっくり返されるとは思わなかったです。しかしその最後のひっくり返しの原因作った人はちょっと…まあひどい言い方ですが、早死にして結果オーライ？　悪役な従姉は終始いやな女でしたが、それでも彼女の立場に立ってみると内心はかなりコンプレックスで必死だったんじゃないかなあともちょっとだけ思いました。でもそれを差し引いても安定の根性悪なのでまあどうでもいいことですが。

このヒーローはダメ男ですね。勝手すぎて好きになれない。

ヒロインが一途で可哀想になってしまいました。ヒーローの態度に何だか訳のわからないものを感じましたが、最後まで読んで納得。こんな秘密が隠されていたなんて。でも秘密もなくなり、子供とお祖母さんと4人で温かい家庭を築けそうですね。

どんでん返しが何度かあり、そこは面白かったかな。2人は会話が足りない。ヒロインは勝手に解釈して勝手に行動してる。悲しい成育歴からそうなったのでしょうね。でも、最後はおばあさまの機転に救われました。従姉妹は懲りない、清々しい程の悪女でしたが、願望叶わず…。絵のせいか、ヒーローもヒロインも寂しそうな印象で、ストーリーには合っているのかもしれないけど、私好みなＨＱらしさが足りないように思いました。

ヒーローの身許の秘密にはビックリ。でも、それがヒロインを捨てる理由になるのは今一つ理解できない。子どもができたら強引に拉致なのも。ハーレじゃ鉄板だけどね、ホントに利己的。またヒロインもさ、あんなに必死になってくれるなんて！でほだされてしまうという。なんだかな。

何があったとしても...最初のヒーローろくでなしですわ(笑)

絵が暗めなのが気になりました。ヒーローが好きになれませんでした。