レビュー一覧

ヒロインがとてもいい子でした。あとヒロイン兄も頑張ってるけどからまわってるだけのいい子でした。悪人は欲望にまみれたヒロイン父のよう。ヒーローはその悪人を倒すため、復讐を考えヒロインに近付くが、ヒロインの可愛さに惚れてしまい、という王道ですが、ヒロインのほうが理由あって自分に近付いたのだと勘付く。そしてそれを素直にきいて、隠さない。ヒーローも隠さない。お互い惹かれあっている上で、誠実なものを持っているのに、ヒロイン父との確執が大きくすれ違う。そしてヒーローへの償いを含めてヒロインはヒーローから去るわけですが、ヒーローは最後にはちゃんと迎えに行く王道ラスト。うーん、とってもいいお話なのに、淡々と描かれていて盛り上がりが・・・なかったかも？　なので普通評価。

黒髪男性がヒーローとヒロインの兄と、ヒーローの兄2人（この2人は説明程度にでてくるだけ）ですが同じ顔で見分けがつきません。ヒーローの髪も長くなったり短くなったりで、ヒーローの台詞なのか兄の台詞なのか？？？？となったときから話に入り込めなくなりました。迷いながら読んでいるうちにヒロインがヒーローと仲良くなってる？？？なんで？？？ヒーローの気持ちもヒロインの気持ちも理解出来ないお話でした。

「秘書以上、愛人未満」「喪服の愛人」の関連作です。３兄弟がヒーローのお話でこのお話のヒーローは三男になります。誘拐により心に深い傷を負ったヒーローは、偶然見つけた犯人に復讐する為その娘に近づきます。美しく勝ち気なヒロインは父親のかつての犯罪を知りません。復讐の話を中心に、ヒーローとヒロインの恋が描かれているので二人が思い悩んだり衝突したりします。甘い雰囲気は感じないお話でした。

面白かったです！でもこれシリーズものなんですね。関連が分からなかったのですが、三兄弟のお話だそうです。

うーんでした。ヒロインの父に身代金目当てに誘拐されたヒーローが、復讐の為に近付いたヒロイン。身体を使って男からお金を搾り取る悪女との事だったが本当はとても良い子で思わず？惹かれてしまう。ヒロインも強引で嫌な奴と毛嫌いしてたけど…ってハーレクインではよくある話です。ヒロインの父が悪人です。酷い事してて市長になろうなんて、甘過ぎですね(笑)

馬鹿な親のせいで広いんもヒーローもひどい目に遭いますが、お互いの誤解を解き親とは決別し二人で新しい生活を踏み出す物語です。ヒーローは過去の悲劇を乗り越えますがそれはヒロインへの思いでした

ヒロイン父は根っからクズですね。娘に平気であんなことをさせて選挙に勝とうとするなんて。ヒロイン兄も無能でクズですね。ヒロインはヒーローに選挙費用を出す代わりにと条件を出されますがそれを聞いて、父親に何かされたのではと思うヒロイン。実はヒーロー、子供の頃に身代金目当てにヒロイン父に誘拐されトラウマになるほど酷い目にあってたんですね。どこまでもクズなヒロイン父のせいで復讐の塊になってしまったヒーロー。打ち明けられたヒロインは心を痛め何もできない自分を悲しみます。ヒロインといる事で変わってきた自分に気付いたヒーローはヒロイン父と直接対峙することを決め、会ってみたらやっぱりろくでなしでした〜。ヒロインはヒーローの犠牲の上でぜいたくな暮らしをしていた事に罪悪感を覚えヒーローの元を去ります。悲しい決断です。でもヒーローが迎えに来てくれて2人が幸せになって良かったです。

ストーリーがＨＱならではの「え？それ、アリなんですか？」と問いたくなる設定。でも日高先生が無難に話を着地させているのは、さすが。

ヒーローは意に反しての一目惚れ、ヒロインはなんとなく懐柔されて、ひどいおとうさんの不快感だけが猛烈にひどかった。この漫画家さんの特に男性の描き方は、あたまが小さくて身体がかくかくデカいので、なんか違和感がすごいです。

ヒロインほどの人に籠の鳥はないでしょう。男尊女卑ヒーローでした。