レビュー一覧

この作品は『愛したのは別の顔』にちょっと出てきたマニーの話です。代わりにウィットとカーリーが友人として登場し、リード部長も変わらず出てきます。マニーの過去を知っても変わらず愛すると言ってくれたヒロインが素敵です。話も慌てて終わらせた感はなく、たっぷり読めました。ちなみに『消された真実』はリード部長の話です。こちらもオススメです。

舞台であるテキサスの砂埃や大地を思い起こさせる筆致。薄幸のヒロイン、過去の痛みを胸に負うヒーローの心情を的確に描き、一つ一つが胸を打つ。ページの都合で仕方ないのだろう、途中、展開に無理があるような点も見受けられるが、総合的に非常に秀逸で丁寧に描かれた作品。舞台背景、ヒーロー・ヒロインの個性と画風が非常にマッチしており、何度も繰り返し読みたくなる。ページ倍増で、話や主人公たちの心情を細かくゆっくり追うことが出来たらよいのにと思ってしまう。よい作品に出会えた。二人がいつまでも幸せであるように。

ハーレクインの王道ではないけれど読み終わった後、ある種のカタルシスがあります。どちらかというと勧善懲悪の時代劇を見終わった後にも似ているのかも。ヒーローは悪を倒してお姫様と幸せになりました。なお話です。

スリリングでとても楽しかったです。ヒロインが最初からヒーローの秘密を知っていても、十分ドキドキしました。ま、犯人は初めっからあの人以外あり得そうにありませんでしたが(笑)｢消された真実｣と｢愛したのは別の顔｣のメンバーも出てきて良かったです！

ひとりで気丈に生きてきたヒロインと、脛に傷を持つヒーローの恋物語です。アメリカのような戸籍制度のない国ではこういう犯罪が起きやすいようですね。

さすがです。この作家さんは昔も今もかわらない絵の美しさ。お話もごくごく自然で!?面白いです。

ヒロインがピンと張りつめた糸のように気丈な人で、ヒーローが徐々に惹かれて行くんがわかる。この作家さんが得意とする心情の変化ですね。他の方も言われてますが、後ほんの数ページあれば、さらに良いものに仕上がっていたのに…。

2人の揺れ動く気持ちや、健気な赤ちゃんの微笑みは、じぃーんときました

3部作の二話目です。まだ、三作目は読んでないけど、サンプルを見た限りでは、これが1番好きかも。でもヒーロー、婚約までして秘密裏に捜査をしようとしてる割には、あんまり捜査なんてしてないような…。

大好きな篠崎先生の作品！シリーズ物の第２話です。使命感と正義感が強いけれどちょっと荒っぽいところのあるヒーロー。対するヒロインは　芯のある優しさ、健気さ、ウブさを併せ持っています。二人の対話とスリリングな展開、そしてハッピーエンド♪読み応えあり、満足感アリ♪な作品です(*^^*)