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先にハピエンというネタバレを得てから読んだので耐えられました。じゃなかったら、かなり辛い展開で、閉じていたかもしれません。エロは激しくとも痛く辛いもので薫くんの苦痛がまざまざと伝わって萌えるなんて無理。重いテーマですが、攻めの大曽根さんが超紳士で包容力の神様みたいな存在で、だから最後に彼に助けてもらえて薫くんが過去を乗り越えられたことが何よりの救いでした。元彼の井原は救い様のないクズであのまま召されてればよかったのにと思いつつも、最後の最後で薫くんを庇って必死に打ち明けたあの言葉に、人としての片鱗を見て、まともな人間になれとすこーーーーしだけエールを送りたかったり、なかったり...四人も殺してるからなあ...ノラさんには失望したけれども。でも、人はみんな、弱いんだなあ。強くあろう、自分の足でしっかり立とうと必死にもがいて縋り付く薫くんはかっこよかった。彼の奮闘記。ビデオは沢山出回ってしまっているので今後も穏やかにいられない場面はあると思うけれど愛する人が側にいてくれるから折れることはないでしょう。1箇所、大曽根さんが小曽根さんと誤写されていたのが残念でした。
一時の過ちが、その後の彼の人生さえもむしばみ、奪っていく展開は・・痛かったです。新しい恋を見つけ・・そこからもがき、必死に脱却したのに、またそこにとらわれ、落ちていく。そして諦観と慈愛をもって、過去の自分と過去の恋人を受け入れることですべてを終わらせようとする主人公。新しい恋と自分の未来のために戦えなかったのか・・とやきもきしながら読んでいました。新たな恋の相手が、彼を受け入れて、恋が成就することでHAPPYEND・・?として締めくくられてます。前半の恋する主人公の無料サンプル部分に惹かれた私は、DRUGや強姦、痛い描写満載の後半部分に対応しきれませんでした。
作品のほとんどが、クスリと前彼とのやりとり…刑事物のジャンルには入っていますが、少し違います。争いきれない心と身体の狭間で、清算を決めた受けの健気さ。最後の下りが無ければ、哀しい物語。個人的には、受けのトラウマ克服までの数年間のもだもだも読みたかったです。
ハッピーな部分があまりにも少なすぎて残念でした。途中あれだけハードな展開になるなら最後はもう少し主人公が報われるところも欲しかったです。
かなり重い話で薫が痛々しくて読むのが辛い場面もありましたが、薫は生き残りました。『祈り』という題が最後にわかりました。薫の祈りが彼を強くさせたのでしょうか。
辛いキツいというレビューを読んでからだったので甘い展開を期待はしませんでしたが逆に身構えて読んでしまったので、これは純粋な感想なのか、と言われると自信がありません。難しいものですね。とにかく二人のこの先が平穏であるよう読者としても祈りたい気持ちです。
これはほんとにネタバレしてないと途中で読むのが辛すぎる…。先にレビューを書かれてる方のおっしゃる通りです。過程は知らずとも最後ハッピーエンドとなる事を知っているから読み終える事ができたかなと思います。どんな話しでも耐性ある方だと思ってましたが、やっぱり薬はダメですね。媚薬なんてもんじゃなくて、よく元通りに戻れたねと依存症を心配になるほどでした。最後は都合よすぎる感じですが、この位救済されないと報われない主人公でした。作者は関係ありませんが良いところで誤植があると萎えますね。先の方の指摘部分以外にもあったりしてチェックが甘いなぁと思いました。
重い。重い話でしたが、文字から目が離せませんでした。どうしても逃れられないしがらみが長くて読み手の心が先に折れそうでしたが、来栖くんは強かった。ゾネさんの良い男ぶりに惚れました。
初めての作者さんでしたが、ぐんぐん引き込まれて読むことができました。受けが不幸なのですが、最後には幸せになれてよかったです。
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先にハピエンというネタバレを得てから読んだので耐えられました。じゃなかったら、かなり辛い展開で、閉じていたかもしれません。エロは激しくとも痛く辛いもので薫くんの苦痛がまざまざと伝わって萌えるなんて無理。重いテーマですが、攻めの大曽根さんが超紳士で包容力の神様みたいな存在で、だから最後に彼に助けてもらえて薫くんが過去を乗り越えられたことが何よりの救いでした。元彼の井原は救い様のないクズであのまま召されてればよかったのにと思いつつも、最後の最後で薫くんを庇って必死に打ち明けたあの言葉に、人としての片鱗を見て、まともな人間になれとすこーーーーしだけエールを送りたかったり、なかったり...四人も殺してるからなあ...ノラさんには失望したけれども。でも、人はみんな、弱いんだなあ。強くあろう、自分の足でしっかり立とうと必死にもがいて縋り付く薫くんはかっこよかった。彼の奮闘記。ビデオは沢山出回ってしまっているので今後も穏やかにいられない場面はあると思うけれど愛する人が側にいてくれるから折れることはないでしょう。1箇所、大曽根さんが小曽根さんと誤写されていたのが残念でした。