レビュー一覧

おもしろかった！もう、一気読みです。執着ワンコ攻め。丸木先生の書く怖い執着攻めがイイ。好きで好きで好きすぎて激しい欲望の塊のような攻め。押しきられるかのように沈められ、気がつくと受けはいつもドップリとハマってる。抜け出したくなくなってる。強い独占欲に裏打ちされた執着。実にイイです。大好きです。

こういうのが読みたかった！という理想的な執着ダーク系の病み系BLでした。☆10にしたいほど満足。絶妙な不協和音、後味の悪さ、不穏感、そういった甘すぎないBLが好きな方は是非！個人的な病み系BL作品のトップ5内に入れたいくらい好みです。

結局はいいなりになっちゃうんですね。相当計画を練った言いなり術です。でも、相当でかいモノを持っているなら、パターンを同じにしないでもっと何か出来たはず。ふぇ◎やったり、じらしたり。いいなりにさせるなら1パターンだけではもったいない。とことん言いなりにさせちゃおう。続きを書くならどの方向に向かうのかな。話はもっと膨らむ気がする。

犬の立場がいつの間にか逆転してる、身体の快楽に堕ちていくみたいに。でも受けも攻めもそれで満たされている感じ。

面白かった！！！飼い主と犬、受けと攻めの立場が逆転していく過程に不自然さがなくて、ドキドキしながら読みました。逆転というか、本来の形に戻ったというか。人は、根っこにある部分は変わらない...ってことですね。剛に完全に取り込まれて堕とされちゃって、複雑な気持ちもある...けど、本当に心から望んでいるなら、幸せだと感じているなら、これはこれで一つのハピエンの形なのかなあ。あとがきで作者様も仰っていましたが、正に近所の奇妙な物語。『奇妙』っていうのがすごくピッタリ嵌りました。終わり方はこれが最高の形だと思います。あとは、読者が、今後の2人が心から繋がれるか、妄想で楽しみたいと思います。

誰が言いなりなのか、というお話です。とても面白かったです。病んだ執着攻めが好きな方にはオススメできると思います。

内容と設定とかは良かったのだけど、個人的には違った展開がみたかった。あとどこかの大学をモチーフにしたのかがすごくわかったのだけど、そこの大学ならもっと頭の良い人間がいそうな印象。ちょっとキャラクターが小物すぎ。

この作家さんの作品が好きなんですが、表紙の絵がどうも苦手で。食わず嫌いならぬ、読まず嫌いをしていました。でも何の気なしにこの作品をポチりましたら、中の挿絵は表紙から受ける苦手な絵ではく、綺麗に感じましたので、まぁ良かったかな。内容はこの作家さんらしく執着攻め。なんとなく先は読めるけど、執着攻め好きな人はそれでも楽しめる。攻めはキモかっこいいという感じかな。幼馴染が出てきてひっかき回すかなと思ったけど、出てこなかった。最後もあっさり終わった気がするので星は三つ。続編でるなら読みます。攻め×幼馴染×受けの三角関係希望。

すごくねっとりした執着BLでした。この2人を第三者視点で見た話とかを番外編で見たかった。下克上が2転3転する感じが面白かったです。もう少し先輩とか彼女とか沢村とかが絡んで欲しかった。

後味はハッキリ言って悪いです…イジメの表現もあるから途中で胸糞悪くもなったし。でも、なんにせよ攻めがカッコイイ。色っぽい。嫌なのに目が離せませんでした。