レビュー一覧

やったー！倫敦巴里子先生だーー！！！絵もストーリーも笑いもシリアスも文句なしで！！新作待ってました、ありがとうございます！！

すっ‥‥すっごかったですほんとに‥‥！！！！商業BL枠に収まらないですよコミカルな笑いとゾッとするシリアスさのバランス感が凄かったです。借りて良かったです。

若干厨二病もどきな弟と、純情に見えて実は色々考えてる兄の微妙なヤンデレ合戦。もう一つのカップルも、血の繋がりはないけど家族、でも好きだから踏み出せない、そんな微妙な二人のヤンデレ合戦。他の作品みたいな声出して笑うようなアホアホなやりとりは少ないのが寂しくもありますが、こういった仄暗いお話も素敵です。楽しめました。

評価を下げてごめんなさい！作者さん買いですが、この作品はあまりおもしろくなかった…ネタバレになるので書きませんが、もうちょっと違う方法もあるでしょ、と主人公達(一話目は受けに、二話目は攻め)に言いたい！！ただ絵は綺麗で、特に二話の受けが色っぽくて色っぽくて…うらやましい

表題作面白かったです。もう一つの話は、ちょっと難しかったです。

表題作は言い回しが良かったです。弟×兄で時間軸がちょっと早い気もしたけれど、執着具合がいい度合いでした。何気に父親と母親のラブストーリー(笑)ここまで男女の恋愛描くBLもないのでは？大介と遥(後半の短編)がとにかく怖かった。大介の性癖を知ったときぞわぞわぁっときました。黒髪が一瞬どっちだ？ってなります。

表題作はかなり好きです。エリートで策士だけど兄が好きすぎる余りに少しだけ抜けてる弟と、夢を追い弟の気持ちを利用しながらもやっぱり弟のことが大好きな兄のバランスが良いですね。もう一作品は軽くダークですが、好きなタイプの話ではなかったので星１つ減です。

ラブコメと、軽口もありながらの仄暗い感じのシリアスの2作収録。どちらもとても面白かったです。細かい部分まで楽しませてくれる巴里子先生のセンスが良くいつも楽しんで読んでます。今回一部モブの絵が違う気がしたのはアシさん絵でしょうかね？少し気になってしまいました(笑）

兄弟モノは好きなので、それだけでも評価したくなるところですが、弟から離れるためのシナリオがどんなものだったのか、全く理解できない。わざと痩せて同情引いて、同居までして、なんの意味が？魔性を活かして財産奪う予定だったのかと思う方がすんなりくる。。そこんとこがどうしても気になって作品にはいりこめなかった。

再読中。今なら4かなぁ。展開がお上手な作家さんなのでとても面白いんですが、私の中では「童貞って〜」が頭一つ出てるので…、いや、だけどやっぱり5にしとこう。表題作は秀才にして中二病超ブラコンの義弟に義兄がめちゃくちゃ愛される話で、この作者さんの独特な作風はありながらも普通の義兄弟モノと言えるかな。同時収録の「鍵のかからない檻」は、攻めの遠縁の子であった受け(美形)と、彼を引き取って暮らしてきた攻めのお話。受けは攻めに懐き恋しているのですが、攻めにはある隠し事があって。これがまたこの方の絵にそぐわない意外な展開が待っていて私は好きです。本作全体的には面倒くさい感じの読みにくさはちょっとあるかも。