レビュー一覧

内容は、表題作＋短編＋「発展途上恋愛」の番外編数ページ＋「スノーブロッサム」の番外編数ページ ＋表題作の番外編です。丸々一冊表題作とはいきませんが、それでも表題作が非常に良かったし、好みだったので星5つです。甘々な場面はあまりありませんが、だからこそ想像力がかきたてられるというか、彼らには似合っているという感じです。お話の起承転結がしっかりしていて好きですね。短編は普通にさらっと面白かったです。

ギミックはいわゆるアンドロイドです。でも感情を持っています。既存のアンドロイド話と違うのは失敗作としているけれど実は技術で感情を持たせたもの。なのでギミックらしさは微塵もないです。ドジっ子です。ラブラブ感は少ないものの二人だけの二人きりの時間を物理的、心理的にジワジワと幸せに感じることができました。短編はどれもかわいかった。超短編だけれど桜井くんとユキちゃんが見れてよかった。

意外でした、アンドロイド好きなのでレンタしましたが、こんな短編で印象に残る内容だとは。ちょうど感情的にも区切りがいいし、未来への希望も見せてくれてます。幸福感のまま終われました。

思ったより良いです。ドジっ子アンドロイドの表題作は、まぁ普通のアンドロイドの話じゃないかな。愛ゆえに生まれたアンドロイドです。それよりも私は猫耳のがものすごく気に入りました。表に出さないけど心の内はいろんなものが渦巻いていて、若者っぽくてとても可愛い。この話は思いがけず何度か読み返してたので、これのためにアップグレードしちゃったくらいです。

正直絵はあまり好みではないのですが、ハマってしまう作者のうちの1人です。表題作も引き込まれるストーリーで、愛がテーマになっていて「なるほど〜」となりました。後半は親子の確執が少しましになったように感じ、ほんわかした気持ちになりました。タキのキャラが可愛くて、あたふたしてるところも面白かったです。

読み終わってスーッと涙が溢れる、そんなお話でした。パパの息子への愛情がたっぷり詰まったギミックだったんですね。その時が来たら、きっと、タキは指輪を外すんでしょう。

短編ならではの構成がとても素晴らしいと思う。物足りなさからくる不満もなく、未来を感じられる作品。表題の他に短編と既存の番外編が２つ。１つは知らないが、スノーブロッサムでこの作者様を知ったので、最後にユキちゃんが読めて良かった。絵は好みが分かれるかな？古い感じもするし、手書き風な風景が童話を読んでるようで表題の内容にピッタリ。

この作家さんの作品は どれも読み終えたあとほっこりします。故にドキドキハラハラはありません。でも絵が好きです。なので買ってしまいます。

以前、表紙を見かけて、綺麗だなと思いました。機会があったら、なかを見たいなと思っていたので、この度のキャンペーンは渡りに船でした。思った通り、綺麗な絵で話も良かったです。でも、もう少し切なさが欲しい。表紙絵からは切ない感じが伝わってきてたんだけどなぁ。タキにすがるシバが見たかったです。それと、寮モノの話は本編が気になりました。

純愛です。すごくいいです。みんなが愛にあふれてる