レビュー一覧

強面で寡黙な若頭攻と美貌で毒舌女王気質の弁護士受。シリーズの物のスピンオフのようですが、本編は読んでいなくてもまったく問題なかったです。好みの設定でしたので購入。攻が一途で恋愛に不器用なのがいいですね。受も振り回すだけでなく可愛いところもあって、特に2話目は受け目線もあり、相思相愛がわかりやすくてキュンとしました。ヤクザとお抱え弁護士ですが抗争とかハードなストーリーではなくてほぼ恋愛ものです。クスッと笑える部分もあって楽しめました。

「RDC」シリーズの「RDC 〜シークレットドア」のスピンオフです。同著者の「最凶シリーズ」の千住組と、「B.B」の鳴神組とも同列の組織の名久井組の話です。若頭の佐古さんは他作品に出張してると渋いのですが、まさかこんなに乙女なハートをお持ちとは(笑)攻受の両目線で書かれているので、読んでいても楽しいです。

若頭のかっこいい乙女心、めずらしいですよね。とっても新鮮で大満足です。互いに多忙なはずなんですが、お話しはぐんぐん進みあっという間に読んでしまいました。二人の出会いも語られ盛りだくさんです。

シリーズ買いです。強面寡黙な若頭が、女王様なやり手弁護士に内心メロメロわんこなのが可愛いんですが、女王様の方も意外にも健気だったりして読んでる方が照れちゃいました。

名久井組お抱え弁護士で毒舌女王の征眞と名久井組若頭佐古のお話。著者の「最凶の恋人」シリーズスピンオフ。この本単体で楽しめます。征眞が結婚するという情報を得て、阻止のために若頭の権力総出で幼稚な策略をめぐらす佐古の外見とのギャップと女王様キャラの征眞の佐古を振り回す言動が面白いです。

面白かったです。常に無表情で組の若頭が、一途に想い続けるなんて、かなり惹かれる内容でしてが、紹介で、その相手が結婚を決めると書いてあったのでちょっと敬遠してましてが、読んだらあれ？と。本編は攻め視点で、振り回されてる感じがしましたが、その続編で実はお互い…ってのが分かって良かった。最後まで受けのSが強かったですが、良かったです。

シリーズものみたいですが、別々の話みたいなので問題なく読めます。攻めの乙女チックな設定が個人的に合いませんでした。