レビュー一覧

初めはとっつきにくい印象の漫画でしたが、あれだけ酷かった優作が人として成長していく姿に心惹かれました。

会社のヌルい体質をズバズバ変えていく叩き上げの優作の活躍に興奮を覚えましたが、終盤の仲間の裏切りがなにか悲しかったです。

優作かっこいいです。こういう骨太の作品、読んでいると、がんばって働こうという気持ちになります。

優作が成り上がったり、成長したり、面白いです。裏切り行為が悲しかったです。

ライバルとあれだけ仲違いしていて、ズルい手の応酬だったので、最後の締めがやや駆け足気味で嫉妬の部分がみえませんでした。優作が不可能といわれた営業をこなせば、駿一や林はさらに上を行く展開が見たかった。ただ、話は面白いです。

優作の負けん気が凄くて、私も見習いたいです。ライバルのエリート、会社の抵抗勢力に立ち向かい、結果で黙らせる優作、カッコいいです。

原作の木内一雅さんの代表作ともいえる「代紋TAKE2」の企業版のような作品ですね。魅力的な優作のキャラクターに周りが惹かれていく様子が楽しいです。

中小企業の応援漫画でもあり、内情をわからない私でもたいへん勉強になりました。主人公・優作の成り上がりストーリーも見ていて凄く気持ち良かったです。

昔よく通っていたラーメン屋に置いてあったのがこの漫画を知ったきっかけです。どうしてももう一度読みたくなってRentaで買ってしまいました。初めて1巻を読み始めたときは、古臭いうえに主人公にも全く魅力を感じないハズレ漫画だという印象でした。しかし、その1巻の終盤から徐々に魅力を帯始めた主人公に段々肩入れしていくようになり、巻を追う毎に「さあどうする！？」というワクワクで読むのを止められなくなりました。AIが浸透を始めた現代にさえ通じる「営業とは？仕事の意義とは？」を再考させるストーリーでした。よく徹夜で仕事をしていたせいもあり、1巻の最後の仕事終わりに朝日を浴びているシーンがとても好きです。禁煙したタバコをつい一緒に吸いたくなってしまうような連帯感すら感じます。対照的に最終巻の最後のシーンは個人的には・・・。

さすがは、木内さんの作品です。三山さんの絵も良い味出てますね、内容もバブル期に忌み嫌われる3K職場の中で奮闘し成長していく主人公が上手く描かれている作品だと思います。