人生で出会った漫画で、一番大好きな漫画です。友達にも貸して、もちろん自分でも何度も読み返すせいでページが外れかけてしまい、読んだら壊れそうで最近は読めませんでした。電子書籍化心よりお待ちしていました。小学3年の頃から、一年ごとに読み返すようにしていましたが、その都度、読後感が違います。本当にこれ以上の名作はありません。アニメ化を期待しています。

これは名作中の名作ですね。後世に残したい漫画です。読んでいただければ分かります。いろんなことを経験した大人向けだと思いますが、ファンタジーな世界観やかわいかったりカッコ良かったりするたくさんの登場人物たち、もちろん若い方も楽しめます。

優しくて、切なくて、哀しい、でもどこかで必ず救いが添えられている、そんなお話です。異形の者達の慎ましい喜びや大きな哀しみが底辺に流れています。勇ちゃの可愛らしさと言ったらもう涙ものです。健気で一途で男気溢れる幼子でした。三つ目や小河童とのふれあいに笑い、そして愛おしいまでの相手を思う気持ちに涙です。何度でも読みたくなります。

オリジナル作品（秋田書店）は未読です(^_^;)　チケット１枚しかなかったので、帝都編２巻のみレンタルしました。全部読み切りで、一話ごとにゲスト登場人物がメインで話が展開していくため全然問題なく楽しめました。泣けました〜。秋田書店の方の１巻第１話をサンプルで全部読んでいたので、勇太がらみのエピソードはちゃんと理解できました。夜刀がどういう人なのかはあんまりわかってないです。本当はわかって読むともっと面白いのかもしれませんが、十分面白い話でしたよ。

最初のシロの話が切なくて…。犬の話は悲しくてきついなぁと思うけどそこはさちさんなので救いがあります。

たった1チケットで、この満足感。夢やしきシリーズ大好きです。今回は仲間達がどうやって一座に加わったかわかりスッキリしました。ほんとに悪い妖怪が出て来ない。人間の方が悪人ですね。こうやって過去がわかっちゃうと、昔読んだシリーズ前半読みたくなるんですよね。セット売りで安くしてほしいです。

部屋の片隅、一人の帰り道、視界の隅にふと見えた影、誰もいないはずなのに聞こえた笑い声、闇は怖く無い、優しい微かな温もりと心地よい安心を隠してる。そんな優しい闇の中から聞こえてくる御囃子に耳を傾けたら、もう忘れてしまっていた懐かしい姿が見えるかも。

前作の世界観が大好きだったので、続編と聞いて即買いしました。二巻の小河童ちゃんのくだりは、前作を読んでる方はかなりグッとくるものがあるんじゃないでしょうか。かくいう私も泣きました…。さちみ先生の作品はどれも優しいお話ばかりで、読んでいてほっこりします。

まさかの続編！めざす先はお山を買いところまででしょうか。楽しみです。

人でなしは人の方で相変わらず妖達はいい奴です。いい奴やないと存在でけんのでしょうねぇ。何だか汚れちまった悲しみが愛おしさと共に心ん中で悲鳴をあげながら泣いて読み進めちゃいました。