レビュー一覧

個人的にこういうストーリー大好きです。読み手を飽きさせない＆予想もしない展開に見事にはまりました。早く続きが読みたくってウズウズしてます。

友達が半殺しになったからって加害者達を殺そうって発想になるのかな。警察に通報じゃないの？爆弾セットしたらどうなるのか想像できないのかな。なんかアホ過ぎてリアリティがない。それとも今の高校生はこれがスタンダードなのか。だったら日本はお終いだなと思う。

リアルな感じでしたが、私は好きになれませんでした。ついていけないし、読んだ後気分悪くなりました。

タイトルで気になり手にとった本でしたが、メチャクチャ大当たりでした！最高！

展開が凄い。「この感じで行くとネタが切れるだろう」そんな事思って正直ナメてました。ノリがいいし良くできてるしキャラもいいし、ただもうこれ以上無理だろうと思った時に唐突にくる非常に上手いストーリー展開に驚きました。

若い主人公らが重罪を犯し、刑罰の恐怖から逃れる一方で裁きを免れた背徳感・罪悪感と葛藤する形でギャグエロを織り混ぜて話が進みます。主人公らの苦悩・葛藤の描き方、心理描写、ストーリー展開、意外性、キャラ設定などが秀逸で殿堂入りも納得です。やはり特筆すべきは重刑を逃れたいエゴや犯罪者の贖罪意識という人間の本質的な部分を四人のキャラごとにうまくスポットを当てた点です。重刑の恐怖を克服し贖罪のための自首を決断した四人それぞれの動機に説得力を付与できているかはやや疑問もありますが（生まれてくる子と妻へのケジメ、強い罪悪感、生い立ち・境遇を知ったことによる絶望と自暴自棄、親しい被害者の自殺などが自首の動機として描かれています。しかし現実社会では重刑への恐怖が上回り自首をしないのが多数派であり、宗教や高い倫理観を背景に持たない主人公らが自首を敢えて選択した理由がどうしても説得力を欠くようにも思えます）、作者の高い才能を感じさせる名作と思います。

はじめは「嫌な話だな」と思ったのですが、読み進めるごとに登場人物の内面が深く掘りさげられてきて、続きが気になるようになってしまいました。市橋が切ないです。「作品紹介」がネタバレし過ぎている気がします・・

この年齢ならではの、深く考えずにノリで行う事の、幼さ稚拙さ危うさをリアルに描いた漫画でした

んー何か怖い。画もストーリーも。私には面白さがわからない。

初っ端から凄いアングルでの始まりにドキッとしました。男子高校生達の心理描写がリアルというか馬鹿騒ぎの中で事態が悪化した瞬間、主人公達と共に自分の肝もヒヤッとしました。出てくる登場人物の表情や顔の造形も良い意味で美し過ぎず作品の世界をより生々しく感じました。